「10連休満喫したどぉ~!」という方は、連休明け、
きっと“新鮮な目”になってはると思います。
“新鮮な目”とはどういうことか?
日頃の“仕事目線”、“会社/お店側目線”から長い間解放されて、
買うてくれはる側に
極めて近い目線になってはる、
ってこと。
そんな目線になっておられるあなたに、
ある落語家さんの言葉をお届けしたい~。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
2016年にNHK新人落語家大賞、
2017年に咲くやこの花賞、
2018年に繁昌亭大賞奨励賞、
と3年続けて受賞し、今波に乗ってる落語家・桂雀太さんが、
師匠・桂雀三郎さんとの師弟対談の折に、司会者から、
「いま、上方落語に必要なことは?」と問われて
こんなふうに答えてはりました。
「若い人らに、
『落語会ってどんな格好で行ったらええの?』
とか、よう聞かれるんです」
落語ってすごく身近な芸能のようでいて、
いざ「落語会」と銘打たれた場に行く段になると、
ハタと考えてしまう。
落語家さんは紋付きで話してはる。
聞く方もそれなりのエエかっこして行かなあかんのやろか?とか、
ひょっとしたら畳に座布団かもしれんから、
ジーンズで行ったら座りにくいやろか?とか。。。
一度でも寄席に行ったことがある方や、
伝統芸能に明るい方なら、
「何を言うてんねん。(笑)」と
一笑に付すようなことですが、(^_^;)
初めての人は、どないしてええか、ホンマ分かりません。
“一笑に付せる”っちゅうのは、
プロ(ないしは、よく知っている人)だから^^;、です。
この連休中に、
新しいアクティビティを経験された方とか、
「エイヤッ!」って全く初めてのことをやってみられた方も
きっと同じだったと思います。
行くまで、或いは参加してみるまでに
相当戸惑いもあったはず。σ(^_^;)
落語会と同じで、
服装はこれでええんやろか?とか、
何を持っていけばええのん?とか、
予め調べとく/知っとかなアカンことってないか?・・・等々。
その“戸惑い”って、
実はあなたのお客様も同じやと思うんです。
初めて行くお店、
初めて訪問/取引する会社、etc.
ネットで情報が得られるとはいえ、
やっぱり「行って/会ってみないと分からない」不安は大きい。
桂雀太さんが、上方落語を盛り立てていくにあたって、
「垣根がないのに、
あるようなイメージを持たれてる。
それを取っ払っていくというか、
敷居に鉋(かんな)をかけて
低くしていくというか」
と言わはったように、
お客さんとの接点=“敷居”は、
今、極めて一般ピープルに近くなってるあなたの目でもって、
鉋をかけるように低~く低~くしていく必要がある
と思います。
具体的には、HPも、カタログや紙媒体も
パッと見て「見たくない」ものになってないか点検する。
ごちゃごちゃ ×
目がチカチカ ×
探しまくってようやくたどり着く × etc.
休み明けの“新鮮な目”こそ、
自社の改善点に気づく最強ツールです。
どうぞ、あなた自身の自由な目を大切にっ!(^_^)/
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