平成最後の「昭和の日」4月29日に、
「おもてなしの意味」・・・ってブログを書きました。
おもてなしとは、
表に出さない深く細やかな心遣い。
「おもてに出さなくてもいいものは、出さない。
出すべきものを出す」
っていうのも、立派で大事なおもてなしだな~
と、横浜市役所の取り組みを知って思いました。
(横浜市役所 Wikipediaより)
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
横浜にお住まいの方であれば、
もう「そういうこと」が当然、になっておられると思います。
でも、「そういうこと」は全国的に見れば、
全然当然じゃない。(^0^;A
「そういうこと」って、何か?
それは「お役所言葉」を
簡単に言い換えること。
(役所の人々にとってはフツーの言葉が、
一般ピープルにとってはメチャむずい。。。(;-_-A;))
同市役所では一昨年までに500以上の
お役所言葉を簡単に言い換えたそうです。
例えば、
・市営→市の
・回収/収集→集めること
・押印→はんこを紙に押すこと。
それに、
・主語を略さず、難しい文法は使わない
・類義語は簡単な一語にする、等。
元々、日本語がまだ得意ではない外国人に向けた試み
だったんですが、やってみると皆にでした。
だってねぇ、、、
ややこしい文章って“解読”するだけで疲れますし、
「解読しよう」「解読しなきゃ」って考えること自体が既に大変。
そんな所に神経使うぐらいなら、
もっと大切な所に力を注ぎたい・・・
誰でもそんなふうに考えると思うんですが、
なぜか「お役所的にはこれがいい」
「ずっとこうしてきたからこれでいい」って
“変な都合”がまかり通ってきた。
横浜市役所さんは、
「それっておかしいんちゃう?」と考えはった。
それがスゴイと思うし、
それこそ「おもてなし」の心やと思うんですね。
SDGs※で「誰一人取り残さない」って言われると
なんか壮大な話で「大っきいなぁ・・・遠いなぁ・・・」と
腰が引けてしまいますが、(・.・;)
※2015年9月の国連サミットで採択された
「持続可能な開発目標」のこと。
一見おっきな、なかなか辿りつけそうにないことでも、
“最初の第一歩”は、足元の、
自分たちの使ってる言葉を見直す所から始まるのかも。
「表に出さない深く細やかな心遣いを
『おもてなし』という」。
あの女将さんの言葉が、
真に迫ってきませんか?(^_^)/
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