少し前、ホワイトデーを数日後に控えた頃のことです。
心斎橋駅に直結する地下街「クリスタ長堀」で、
ちょうどいい感じのショートコートを
バーゲンでお買い得に購入。
家に帰ってコートを取り出してみると、
こんなリーフレットが一緒に入ってました。
どなたもよくご存知のチョコレートショップ「リンツ」。
きっとショップ同士が近くだから、
お互いの販促協力で同封しはったんでしょうね。
こういう協力もいいなと思いましたが、
それ以上になるほどな(・.・*)(._.)と思ったのが。。。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
「リンツ」と言えば高級チョコなので、
お恥ずかしながらまだ買ったことはありません。
(知ってはいますが・・・。)
端から「高い」と思い込んでるし、
お店の構えも「いかにもっ!」な“敷居高い感”を醸してるので、
近づいたことさえありませんでした。
でも、もらったリーフレットを眺めて、
「ただ高い」だけじゃないんだよな~(・.・*)(._.)って
親近感さえ湧いてきたんです。
これまで「無理っ!(>_<)」と思い込んでた私に
「なかなかエエんちゃう?(^_^)/」と思わせたもの、
それはこのページでした。
愛おしそうに、トレードマークのうさぎのチョコに
赤いリボンを巻く男性。
人とうさぎの位置関係も絶妙で、
なんだか飼い主さんと愛犬ならぬ愛うさぎの一コマのよう。。。
写真に添えられた文章、
読み取りにくいと思いますので、
抜き書きしておきますね。
抜き書きここから
リンツ ゴールドバニー 誕生にまつわるお話
「リンツ ゴールドバニー」の誕生は1952年までさかのぼります。
その誕生にはこのような秘話がありました・・・。
ある春の日、
リンツのメートル・ショコラティエ(チョコレート職人)の家の庭に、
小さなウサギが現れました。
彼の幼い息子は、ウサギを見つけて大喜び!
ところが次の瞬間、ウサギは茂みに隠れていなくなり
男の子は大泣きしてしまいました。
それを見たメートル・ショコラティエは、
息子のためにチョコレートで出来たウサギを作ることを思い立ち、
ウサギがどこに行っても見つかるように首に赤いリボンを巻き、
鈴をつけたそうです。
「リンツ ゴールドバニー」の誕生には、
父親の深い愛情が込められていたのでした。
抜き書きここまで
へぇ~!そうだったんだぁ~~と思いましたよ。
あのウサギは単なる(?)ウサギじゃなかったんだ、って。
あのリボンは単なる飾りじゃなかったんだ、って。
興味を惹かれて同社のHPを見ると
〇60余年もの間、ヨーロッパの人々に愛され続け、
金色のウサギが店頭に並び始めると、
人々は春の到来を感じる風物詩になっていること
(→イースターのシンボル)
〇ぴょんぴょんと躍動する姿から飛躍をイメージさせること
〇ウサギは多産であることから子孫繁栄の象徴でもあり、
古今東西を問わず縁起の良い動物とされていること
なども分かりました。
なぜウサギなのか?
↑
(別に塊のチョコレートでなくてええやんと思っていた。σ(^_^;))
なんで高いんか?
↑
(そういう歴史と伝統があり、
且つサステナビリティに根ざしたチョコ作りをしているとは
知らなかった。(^0^;A)
そこがパーンとクリアになり、
加えて親近感さえ、醸されてきました。
それもこれも、
ひょんなことから同社のうさぎ型のチョコの由来を
知ることができたから。
企業や組織の歩んできた道、
考えてきたこと、
志していること、には、
確実に“人を惹き付ける力”が備わってます。
しかもそれは、どんな形で、いつどこで、誰の目に触れるか
分かりません。
私が、洋服を買ってチョコレートを知ったように。
あなたの会社、所属する組織には、
どんな足跡(=歴史、“根っこ”)がありますか?
掘り起こして、あらゆる手段で発信してみてください。
きっと私のような人、たくさん出てきますから。
知った人は口コミしたくなりますから。(^_^)/
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