「そういう考え方もあるな~」と思ったこと2題~喫茶店で頭からナポリタンが降ってきたらあなたは? | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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「頭カタイままやったらアカンと思った。OO;」昨日のブログの続き
というわけではありませんが、

同じように「そっか~、そういう考え方もあるか・・・」と
うなったコト、2題お届けします。





今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!







一人目は、『紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす』
「第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞」を受賞したフリーライターの
武田 砂鉄(たけだ さてつ)さん。


日経MJのコラムの中で、

「(私は)人に対して、感情的になって怒ったことが一度もない」と。

 







この方、何をされてもその場では怒らない、そうです。

 


たとえ、喫茶店で店員さんが持つお盆から
ナポリタンが皿ごと滑り落ち、
それがそのまま自分の背中に垂れても。ガーン

待ち合わせ時間に、
知人から「スマン、今起きた」と電話があり、
2時間後に当人が現れても。えっ




なぜ怒らないのか?
 

 


前者の場合、
「怒ったところでナポリタンがどうなる?」・・・だから。


(一句「こぼれたナポリタン、盆に返らず」^^;)
 

 


後者の場合、
「怒ったところで2時間は縮まらない」・・・から。






どうやら武田さんは、
「覆水盆に返らず」というよりはもっと積極的に(?)、


「勢い任せに誰かを怒って、
 そこにある問題が改善に向かったことって、
 人類の歴史において存在したのだろうか」


と考えはるらしい。



う~~ん、まことにもってその通りというか深いというか。。。







二人目は、高野山恵光院の住職、近藤大玄さん。


真言密教では、人間だけでなく動物も植物も
宇宙と同じ命をもち、しかもこの世で成仏できる、
と考えるらしい。

これは、1,200年前に空海が完成させた教え。

 



(高野山奥の院)




最近高野山に外国人旅行者がとみに増えてますよね。

 


近藤さんがある菜食主義者の外国人に、

「真言密教は動物と植物を区別せず、

 同じ命と考えます」

と話されたところ、相手は黙ってしまわれた、と。


 

 


その菜食主義の人は、思わず

「肉食はだめで菜食はオーケーって

 区別することに意味はあるんだろうか?」

と自問自答されたのではないでしょうか。



 

 

 

 

 


何をどう考えて生きるかは全くその人の自由だけれど、

いつも自分が考える“癖”の少し外側をのぞいてみると、

思いもよらぬ思考であるとか、

 

現状の枠にあてはめて考えてしまうことへの

疑問とかが、

湧いてきます。





こういう自分に揺さぶりをかけてくれるような
読書体験をすること、人に会うことってホント大切ですっビックリマーク大切





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