昨日のブログ、メオ マサユキさんがTwitterで
コメント↓をつけてリツイートしてくださいました。
(メオッチ、ありがとうございます。m(^_^)m ツイート拝借しました。)
「〇〇がない。だから出来る」
さすがの視点っ
一見、逆みたいですが、ホントなんですよね~。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
古巣の話で恐縮です。σ(^_^;)
会社員時代、故・創業者の名言や実績をまとめた小冊子を
よく読まされました。
読まされ過ぎて^^;今でもほぼ内容覚えてます。
(サラリーマンあるアル。。。
)
その中にこんな章がありました。
まだ高度成長期前、
故・創業者は自ら工場用地を探して歩きました。
ちょうどこの頃です。
関東の方で、既に工業地帯として開けていて、
輸送の便も良く、首都圏からも近い土地があったそうです。
しかしそういう所は(坪単価が)お高い。σ(^_^;)
まだまだ小さな企業でしたので、
思う通りの広さが買えません。
どうしたもんか・・・と思案しいしい足を伸ばしてみると、
まだ開けてはいないけれど、アクセスもさほど悪くなく、
安い土地を見つけたそうです。
(イメージ)
前述の土地ならちょっと(の広さ)しか買えないけど、
少し離れれば広い土地が買える。
「これからもっと道路網も整備されて
ここらへんももっと開けていくはずや。
多くの企業が進出してくると見た。
よっしゃ、ここにしよ」。
読みは当たりました。
「お金がなかったから、ええとこを買えた」と。
またある時は、本当にお金がなく、^^;
でも「ここらへんに工場を建てたい!」という
希望だけ持って、ある地方を訪ねたそうです。
現地の知り合いを訪ね歩くうち、
当時の県のエライさんやったと思いますが、
「うちもこれから企業誘致したいと思てたんです。
工場建ててくれはるんやったら、土地は貸与します」
ということで、土地代なしで建設できたそうです。(驚)
まあ、昔の話ではありますが、(^_^;)
・こっちはお金が「ない」、
先方さんは、土地(工業用地)はあるけど、
・まだまだ新興で、
・知られてなくて(未知で)
・これからで・・・
つまり、実績も知名度も「ない」、という
「ない」×「ない」が「有(ゆう)」を生み出した、
奇跡みたいなお話。
「昔の話やろ」と一蹴することもできますが、
案外そうでないことはあなたの方がよくご存知かもしれませんね。
また、やったことが「ない」というのも、好機だったりします。
再び手前味噌でスンマセン。
会社員時代の最後は研究所に在籍してました。
理系の修士・博士がゴロゴロいてるような場所です。(^_^;)
実験と検証が仕事とはいえ、
日々それらに明け暮れている同僚たちを見ているうち、
「これからは研究職と言えど、
社会を見ずにエエもん生み出すことはできん!
ましてや、うち、住宅メーカーやろ・・・」
という思いがフツフツと。。。
恐らく彼らにとって初めて聞くであろう
「マーケティング」のセミナーを開催したいと思ったんです。
しかし、、、当然ながら前例はありません。
ただ、「前例がない」=失敗例もない。
企業が一番恐れたり嫌がるのは「失敗」すること。
それが「ない」のが一番の強み
前例が「ない」のを、逆手に取ったんです。
「まだやったことがない。
やってみなきゃ、分かりません。
それに、持ってて害になる知識でもありません。
おまけに、ソフトに長けていると評されるライバル社は、
恐らくこういうことを研究職といえど行っているはずです。
でなければ、〇〇とか××とかいう商品や提案は
世に出てないと思います」
研究企画という立場をいいことに、^^;
「研究員の意識向上に資するセミナー計画書」をまとめ、
その中にしっかりと「マーケティング」のセミナーも
折り込んじゃいました。(^^♪
結果は、、、
「目からウロコでした!」
「こんなこと初めて聞きました!」等々、
聞いた所員の顔が輝いてたことに、
管理職の方が驚いた・・・という。。。(^^)v
やったことが「ない」というのも、一つの「ない」。
そこに含まれてる“強み”を掘り出せれば、
「前例がないからできない。(>_<)」悩みは、解消します。
どうか、「ない」に含まれてるポテンシャル(可能性)、
しつこく掘ってみてください
きっと、「ない」は「ある」に変わりますから
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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