「子どものメガネの鼻当てが壊れたので、
メガネ屋さんへ行きました」
知人がFacebookにそんな投稿をしてました。
修理してもらいがてら、もう一本新調しようと、
息子さんが店員さんに出したオーダーは・・・?
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
キッパリ一言!
「モテるメガネ、お願いします」
だったそうです。(^^)v
いや~、イイですね~!!サイコーっす。d(^_^o)
こうオーダーされたら、
お店の人は、もぉぉぉ~がんばっちゃうだろうな~
で、ちょっと思ったんですね。
同じメガネ屋さんのキャッチコピーでも、
「あなたの度数にあったメガネを作ります」
って書かれてるのと、
「モテる(恐らくっ!笑)メガネ、お作りします」
っていうのとじゃあ、全然違うなっ!!!って。
前者はあまりにも当たり前。
当たり前過ぎてそんなの言う方がおかしい・・・とさえ思います。
対して後者は、お客さんが、
〇思わず見てクスッと笑える
〇つっこめる(←大阪だけか?^^;)
〇それをネタに笑顔で接客できる
特に3番目、ものすごく大事
≪お互いに“笑って”会話が始まる≫
ことの効用って、計り知れないほど大きいですっ!!
だって考えてもみてください。
誰でも初めて入るお店って、多少緊張します。
勝手も分からない。
どのタイミングで店員さんに話しかけていいかも分からない。
それが最初から、「何~これ~?」と笑いながら
入ってきてもらえる。
もちろんその前に、
「ん?」と興味を持ってもらえますし、
足も止めてもらえます。(^_^)/
「お客さんが笑いながら入って来る」
「モテる(恐らくっ!笑)メガネ、お作りします」
というキャッチコピーを見ていらした、ということ。
だったらお店の人も、
「こんにちは、『モテるメガネ』お探しですか?」
って笑顔で話しかけられます。
初対面で微笑み合えたら、◎ですよね~。
だってそれだけで和やかな空気が流れますから。
そこにあと一言・二言が加われば、
もう初対面な感じではなくなります。
相手の警戒心を解くためにも、
クスッと軽く笑わせるユーモアのあるキャッチコピーって、
とっても大切なんですよね。(^^)v
(私のイメージですが、
キャッチコピーって“仲を取り持つもの”なんですよね~。)
(余談)
上に挙げた
「あなたの度数にあったメガネをお作りします」を、
金科玉条のように宣伝文句にしてはる所、
結構見かけます。
「周りが使ってるから」ということで、
自店にも使ってはるんやと思いますが、
ちょっと他業界に置き換えてみて頂ければ、
「変っ!(@_@)」って気付くのは必定!
だってそれって、社労士さんが
「ちゃんとした就業規則を作ります」って言うのと同じだから。
もし社労士事務所のHPのトップに
「当事務所は法律に違反しない就業規則を作れます」
ってデカデカと書いてあったり、
税理士事務所のリーフレットに、
「税務規則に則った決算ができます」とうたってあったりしたら、
逆に“疑い”ますよね、、、ホンマにここ大丈夫かって。(^_^;)
そんな当たり前のことでドヤ顔してどーすんのっって。
メガネ屋さんと同じ物販店で考えてみても、
花屋さんが、
「うちにはたくさんのお花があります」と
鼻高さんになってたら、、、おかしいでしょう。
(お花屋さんにたくさんのお花があるのは当たり前。)
或いは美容室の人に、
「カットとパーマと毛染めができます」
と胸を張られても困ります。
(カラスに頼まれて「できません」と断るのはアリ・・・っすけど。)
誰も、そんな税理士さんや社労士さん、
花屋さんや美容室に行きたいとは、、、
思わないんじゃないかなぁ。
自店・自業界の中だけで行き詰まったら、
チョイと他の業界を見渡してみてください。
ヒントなり、自分の変なところなり、
発見できますから~~。(^_^)/
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