一昨日昨日と、トラックに描かれた子供の絵が
ドライバーさんを、周りの人を、会社そのものを、
動かす奇跡をご紹介しました。
トラックが(正確にはトラックに描かれた絵が)
人を動かすなら、納豆も人を動かすようです。
先週から今日まで、東京の恵比寿三越に小金屋食品さんが
出店されている中でこんなことがあったそうですよ。(^^♪
メッチャ嬉しかったので、思わず書きたくなりました。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
小金屋食品の吉田恵美子社長がFacebookに
こんなタイトルで投稿されていました。
【最高の喜び】
そのまま引用させて頂きますね。
[引用ここから]
三越恵比寿での4日目、休日の土曜日でした。
お客様も多くてバタバタした1日でしたが、
とっても嬉しいことがありました。
初日からずっとカップ納豆の全種類(9個)を
お買い求めくださっている紳士なお客様がいらっしゃいます。
初日は「色んな味を試してみるわ』とちょっとお試し。
2日目「美味かったから友達にあげる」
3日目「昨日と一緒で全種類」
4日目(本日〕
「おはよう!家でBBQするから嫁さんの友達来るから、
今日も全種類で、紙袋は納豆屋さんの紙袋に入れて」
凄く、凄く、嬉しかった。
おはよう と言ってもらえたこと。
どのように納豆を味わうか話してくださったこと。
当店の紙袋に入れて欲しいと指名されたこと。
(注/百貨店の催事ですから、
普通は百貨店の包装になります。)
お客様は当店の味を気に入ってくださり、
信用してくださったんだと感じました。
販売しててこれほど嬉しいことはありません。
何万円の納豆を購入してくださるより嬉しいです。
疲れなんてなんのその。
本当に本当に嬉しかったです
三越恵比寿店に出店して本当に良かったです。
これも、色んな人とのご縁と応援のおかげです。
ありがとうございますm(_ _)m
[引用ここまで]
初見で出会ったお客様が、
納豆の美味しさと、
「食べて下さってありがとう」という作り手の真心に感じ入り、
連日売り場に足を運ぶだけでなく、
「おはよう!」と、売り手・買い手を越えた挨拶をして下さった。
これを奇跡と言わずして、なんと言おうっ
この奇跡は、納豆不毛の地・大阪で55年間、
家族のように大豆を愛し、
支えてくれる人々に感謝し、
ただ愚直に納豆作りを続けてこられた小金屋さんだからこそ、
起こせたのだと、改めて腑に落ちました。(・.・*)(._.)
それは、付け焼刃で出せる
風格や自負や謙虚さでは決してない。
「時々、父が見守っててくれるような気がするんです」と
吉田社長がおっしゃる亡き先代社長は、
あの阪神淡路大震災の時も、
休まず納豆を作り続け、
「うちの納豆を待ってくれてる人がたくさんいてはるんや。
こんな時にお役に立てんで、何が職人や!」と、
周りの人が止めるのも聞かず、
自らハンドルを握って被災地へ届け続けられた方。
連綿とつがれるそのDNAは、
本物を知り愛する人を惹きつけて止まない。
この奇跡の裏には、
もう一つ大きな力が働いているのを、
やはり社長の投稿で知りました。
出店先百貨店の店長さんの采配というかお人柄です。
吉田さんのFacebookには、
同店店長のこんなコメントが書き込まれていました。
[引用ここから]
「素敵なエピソードですね。
販売という仕事は99%大変なことばかりで、
だからお給料を頂くのですが、
1%のこういうお客様との出会いや仲間に支えられること、
お取組先に感謝されることで全てが報われる、
本当に素晴らしい仕事だと思っています」
これに対して、社長もこんなふうに返答されています。
「おっしゃる通りだと思います。
大半は大変なことが多いですが、
たった1人のお客様からのお言葉で
全ての大変はクリアされます。
そんなお客様をコツコツと増やしていくしかないと思っています。
納豆屋なんで粘り強く頑張ります。
〇〇さんが『お客様が自慢です』と
おっしゃる意味がわかりました。
そう断言できるお店は素晴らしいです。
そんなお客様にご愛顧頂けるのは、
お店の姿勢の表れだと思います。
本当にいいお店です」
再び店長さんは、
「ありがとうございます!
財産はお客様、と言えるお店をこれからも作ります!」と。
[引用ここまで]
「経世済民」な仕事をする二人が縁あって出会われた。
そして、毎日こんな心※で、
お店全体に心配りをしておられる店長と、
吉田社長と販売員さんの力が相まって、
単なる催事以上の売場になった。
遠い大阪にいながら、
そんな風景が目に浮かびました。
※同じく店長さんの書き込みです。
↓
「私自身が毎日明るくいることが、
一人一人のお客様に繋がっている従業員が明るくなり、
お客様に届くのかな!?と信じてやっております」
こんなふうにおっしゃる責任者さんって、
そうそういてはらへんと思います。
「お客様が喜んでくださった先に
色んな財産が自分に還ってきますよね。
利益はお客様からの喜び料。
なのでその利益を
必ずお客様に還元しないといけないと思っています。
いいお客様との出会いは最高の財産ですよね」
自信を持ってこう言い切られる吉田社長の行き方、
まさに、周りも自分も笑顔にする≪笑売≫だと思いました。
応援団長もますますガンバリま~す。(^^)/
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
人気ブログランキングの応援をして頂けると嬉しいです。