「ピンポーン」
「はーい」
「ヤマト運輸です～」
「あ、はいはいっ！」
急いでペンを持ち玄関へ。
「ガチャっ！」
「こちらにサインお願いします。
ありがとうございました。（会釈）」
「こちらこそ遅い時間にありがとうございます。
ご苦労さまでした～。m(^_^)m（深々～）」
昨夜もこんな感じでした。
私もそうですが最近、配達員さんに、
思わず深々と頭を下げてお礼を言う、って方、
多いんじゃないでしょうか？
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ！
「荷物を届ける仕事の大変さ」を痛感させてくれたヤマト運輸。
ドライバーさんも会社も大変なことになりました。(+_+)
別に、肩を持つわけじゃないんですが、
日本の物流にパラダイムシフトをもたらした企業だけに、
このまんま沈んでいっちゃうことはないと思ってます。
というのも、かつて宅急便事業を小倉昌男さんと共に育て上げた
同社元会長の都築幹彦さんが、
日経ビジネスのインタビューに
こんなふうに答えておられたから。
「僕は、アイデアというものは、
考えればなんぼでも出てくるんじゃないかと思っています。
だから、この先、何年かしたら荷物が減るんじゃないかとか、
仕事がなくなっちゃうんじゃないかと、
不安になる必要はないと思う。
ある事業やサービスがこれで終わりということは、
絶対ないと思います。
もうどんどん新しく変わっていくわけです。
その変わっていくところを、どうとらえていくかですね」
御年88歳にしてこの意気軒昂ぶりに驚きました。
なんだかんだ言っても、こういう“ism”って残る。
残ってる限り、大丈夫って思う。
屋台骨を支える事業を興し育てた人とか、
創業者っていうのは、
同じような考え方をされるのを最近実感しました。
ある創業経営者さんが、
「自分は四六時中考えている。
考えることが楽しい」
なんておっしゃってましたし、
長崎のハウステンボスに2015年にオープンした
「変なホテル」※の仕掛け人（沢田秀雄社長）も、
見るもの聞くものすべてがアイデアの素だ、と。
情報をキャッチした途端、
自然と頭の中がグルグルし出すんですかね～。
例えば、芝刈りロボットが雨の中でも
一生懸命に働いているのを見て、
「センサーをつけて、人が寄ったら
『疲れた』としゃべったらおもしろい。
それでお客さんに『がんばってね』なんて言われて
『ありがとう』と反応してくれたら、ほろっときてしまう。
センサーは簡単に付けられる・・・。
よし、これやってみよう」
なんて考えちゃうんだとか。（笑）
まあこのホテル、名前からして変わってますが、
その由来は、「変わり続けることを約束するホテル」であり、
それは、未だ「ロボが接客？とんでもない」という
日本のホテルの現状への挑戦状です。
※「世界初のロボットホテル」として、ギネス世界記録認定。
今春、千葉県にもオープン。8月には愛知県にも。
少し脱線しますが、同じ「変な」つながりでいえば、
昨秋、東京のお台場にデデンと登場した、
異形のマシン「いらないものガチャ」。
（NAVERまとめより拝借）
3ｍの巨大ガチャガチャは、
「無駄に大きいガチャを作って、
しかもそこから無駄なモノしか出て来なかったら
面白いでしょ」（by 考案者）
というアイデアの賜物。
捨ててしまえばただのゴミが、
笑いとコミュニケーションをリアルとSNSで巻き起こしました。
「考える」は
途轍もない変化を起こすんですねぇ。。。
しかし、ただ「考えろ」と言われても、
一般社員はもちろん、取締役さんだって、
何をどう考えていいか分からないことが多いですよね。σ(^_^;)
「トップから『考えろ』と言われたが、
何を考えて変えていけばいいんだか・・・？」
とお困りの方がいらっしゃったら、
ぜひご一緒に考えましょう。(^_^)/
実は私も考えるのが大好きで、
四六時中、変なアイデアを思いついては
苦笑してるタイプなのですデス。(^0^;A
「変なホテル」、「変なガチャ」じゃありませんが、
「まさかこんなこと、できへんよな」ってことが、
あなたの会社でお店で実現したら、
「変な」が、社名や店名の接頭辞になります。
かつて、
「変な」といえば、＝異端＝よくないこと、でした。
けれど今は、
変な＝独自性＝エエやん(^_^)/＝SNSでの拡散。
つまり、「変な」は、「他と違う」と認められた証。
再び、都築さんの言葉をお借りしますね。
「会社というのは作り変えることができるし、
人間、考えればアイデアが生まれるものです。
ただ、今の経営陣は人柄はいいけれど、
品がいいというか、
がむしゃらさが足りないようにも見えます」。
「これって、なんか当てはまるんだよなぁ。。。」と
お悩みの方、「変なアタマ」でお待ちしてます。（笑）
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