毎月初めの新聞に
「大阪市会だより」がペラッと折り込まれてきます。

こんなんです。



市議会での質疑応答が載ってて、
あんまし積極的に読みたくなる・・・ものではありません。^^;
残念ながら。。。

古紙回収箱へポイしようと裏面をひっくり返して
手が止まりました。

「あれ?今月はなんか違う?」と。



今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!







裏面冒頭に、こう書いてありました。



「キテミテ市会本会議 議会を見に行こう
 ~本会議の傍聴へ行ってみた!」

へぇ~、こんなのが載るの、初めて見たな~と
ゴミ箱行きの手が止まりました。


上から順に切り取ってご紹介するとこんな感じ。











市町村議会を傍聴できるのは知ってましたが、

予約は要らないとか、
身分証明書が不要とか、
市民以外も入れるとか、

知りませんでした。意外でした。w(@o@)w


「案外知らんもんなんやなぁ・・・」
って思った。






でも一方でふと、

ここに載ってるようなことって、
市役所とか行政の人にとっては当たり前だよなぁ・・・

なんてことが頭をかすめました。


このチラシを見た彼らは、
「何を今さら・・・mf*」って肩をすくめるのかも、って。




ここまで考えた時、「そうか!」と閃きました。

これが当事者と当事者でない人の差、
なんだな、って。






これを一般のビジネスに置き換えたら、
“その企業の人と、消費者”です。




私が「大阪市会だより」を見て、

「へぇ~、こんなんやったら、
 いっぺんくらい、関心を持った議題があったら
 見に行ってもええかも」

と思ったように、

お客さんは知らなければ近づきようがない。





≪知らせてない不都合≫って、
た~くさんあるんじゃないか?




その会社、その施設、そのお店の人にとっては
当たり前だから、

HPにも載せないし、
カタログにも書かない。
お店の中にも表示しない。

しかしお客さんは、全く分からない。

だから、来店・購買につながらない、
という≪不都合≫が。。。






非常に端的な例が、
「買ったものが送れるのか」ってこと。



ご支援先のお店を初めて訪ねた時のことです。

店頭には、重そうな瓶飲料や
箱詰めされたギフト商品が並べてありました。




「これ、持って帰るの重いよなぁ・・・(-。-;」と思って、
「ここから宅配便を送れますか?」って聞いてみました。



すると、
そんなことを聞かれるのは意外!w(@o@)wというか、
なんでそんな当たり前のこと聞くん?って感じで、


「はい、送れますよ」という答えが返ってきました。



思わず、

「送れるのなら、
 『ここから発送できます!』と大きく壁に書いて、

 宅配便の用紙とペンと
 記入できる机を置いておかれたらどうですか?

 その方がきっと売れますよ」


ってアドバイスしたんです。





すると案の定!次に伺った時に、
「買って送って下さるお客様が増えました!」と。d(^_^o)




「発送できる」ということを知らせただけで、
それまでなかった売り上げができました。


ということは、お知らせしなければ永遠に
その売り上げはなかった、、、ってことです。



めっちゃモッタイナイですよねぇ。。。





知らせてないがために、
“あるはず/あったはず”の売上を捨てている。。。




もしかしてそんなこと、してませんか?(^_^;)

至急点検!デスですっ!!


(分かりやすく、お客様が顔をのぞかせて下さるように
 しなければなりません~。)



(PS)
「大阪市会だより」、ここまでがんばったんですから、
次は、「行きたい」を喚起するような工夫を!







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