ちゃんと言わなきゃモッタイナイ!~お客さんは案外知らないんです | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

昨日、こんな新聞広告が載ってました。



アップにしてみます。

「新モノ、出荷しました」


この下は、こんなふうに続いてました。

「みずみずしさは十勝の風。
 あまさは十勝の光。

 最もおいしい時期に、
 一年に一度、缶に詰める。

 ことし収穫した十勝コーン。
 全国のスーパーマーケットにあります」


そっか~~
缶詰のコーンにだって“新モノ”があるんだぁぁぁ



今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!









そないに大袈裟に驚かんでも・・・(~_~;)と言われそうですが、

全然“意識してなかった”ことに対して、
“不意を突かれた”ようで、

「〇〇〇〇十勝コーン」に、座布団一枚っ!って
コールしたくなりました。

(NAVERまとめより拝借)

そして、思わずスーパーでこの缶詰を探して、
買ってました。(笑)




これ、
≪言われなければ分からない≫ことで、

コーンの缶詰なんて、
日頃特に興味を持つ対象でもない。



だけど、この広告を見たことで、
興味を持ち、買っちゃいました。

(思うツボやなぁ・・・。^^;)




そう、、、自分とか自社は分かってるんだけど、
お客さんが分かってないことって、
山のようにあるんですよね。





同じように、「そっか~」と
激しくうなずいたのがこちら。



(損害)保険の起源は、古代ギリシャに遡る。

けれど、直接今のカタチにつながったのは、
14世紀のイタリア商人と金融業者が考え出した仕組み。

(歴史で習ったの、思い出しはりましたか~?(^_^)/)


「航海が失敗した時のため」に用意された仕組みが
時の経過と共に陸に上がり、

イギリスやドイツで、火災や盗難などの危険に対し、
みんなで力を合わせて助け合う制度に発展しました。



損保とか生保って、
やたらと分かりにくくて、いい印象はないけど、

「元はそやったんよね」って思ったら
ちょっとイメージが変わります。
('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)



だから、もしこの損保会社がこの広告と同時に、
「冒険家のための保険を売る」
っていうプレスリリースを出したら、

消費者も記者も「至極まっとう」って思うし、
「だから、こういう保険を出すのね」って、
掛け値なしに納得する。






≪自分たちの出自をちゃんと言う≫って、
販促でも広報でも大事なことなんや、って
改めて思わされました。






そんなことをツラツラ思ってたら、
福井の知人がこんなFacebook投稿を。

「今日はお風呂の日(26日)!
 サウナ無料+15kgレモン風呂の日!!
 知らずに来られて、ラッキー♪♪っていう方も大勢いらしゃる!

 かなり長くやってんやけど、浸透してない(^0^;A
 秋バテ予防に大きなお風呂はいかがですか^^」




彼が言うように、
「かなり長くやってるんだけど、知られてない」こと。

まだまだ、いろんな会社、いろんなお店に
あるんじゃないか?って思いました。


モッタイナイ×2。もったいない


自分には当たり前なこと、
いつもやってること、
ちゃんと言ってみなきゃ、モッタイナ~イ!








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