献血の呼びかけでさえ!?(後編) | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

「ちょいとそこの兄ちゃん、こっち向いてください。
 そうです、あなたです。歩く
 うちの優秀な職員が待ってまっせ」

「男前もべっぴんさんもそうでない方も、
 どうか献血にご協力をお願いします」

(以上、産経新聞より)



「サングラスのお兄ちゃん、かっこええな。ぼくれいくん
 ちょっと献血に協力してってや」

「針刺しますんで、ちょっと痛いです。
 そこはすんません」

(以上、朝日新聞より)



新聞2紙がこんなセリフを取り上げる
大阪府赤十字血液センターの亀谷係長とは、
どんな人なのか?





今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!











別に若い頃芸人志望やった、とかではありません。^^;
ごくごく普通に血液センターのお仕事をしてはりました。



約10年前から街頭での協力呼びかけを担当するも、
通り一遍の話し方では、
足を止めるどころか、振り向いてさえもらえない。





転機になったのは3年ほど前。

短い時間で興味を持ってもらうにはどうすれば・・・?と
考え続けた亀谷さんは、
ある日スーパーの実演販売を見て目からウロコが落ちた。



「そうやこれや



まず興味を持ってもらわなアカン、
そのために大阪弁で語りかけてみよ!



それにやな、、、そや、DJや!DJ!
テンポのいい、ノリノリのマシンガントークや!




ってことで登場したのが、今のスタイル。




「患者さんの命を支えているのは若者の献血。
 だから若者が食いつくように、
 こんな話し方してます」

と語る亀谷さんが街頭に立つと、
その熱意に応えるように、通常より献血者数が
1割は確実に増すのだそうです。(スゴイ





「献血の必要性を意識してもらうため、
 怒られても
笑われてもしゃべり続けます」

※「軽すぎる」という批判の声が血液センターに
  寄せられたこともあったそうです。
( p_q)

という亀谷係長ですが、この

「短い時間でいかに興味をもってもらうか」

っていうのは、

「元祖DJポリスに学ぼう」の極意

      矢印
      矢印 にも通じることですね。
      矢印
     矢印
     矢印
≪目を合わせて一人一人に呼びかける≫





≪方言を使う≫




亀谷さんはそこにプラスα、
「マシンガントーク」という“技”を加えた。


これは、彼の独自性。(^_^)/







いかがでしょう?

「献血なんて、自分に関係ないし」と
思われがちなことでさえ

やり方次第でちゃんと協力者を増やすことができる!



どんなことだって、
“通り一遍”、“前例踏襲”で済ませるのではなく、

基本を踏まえた自分スタイルを探してみると、

確実に協力者・賛同者は増やせる!
ってことやと思いました。('-^*)/





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