桜島の「爆発的噴火」には驚きました。(+_+)
「桜島って生きてるんやっ!」ていうのを痛感した一方、
鹿児島の方々のご苦労はいかばかりか、
と心配になりました。
特に、ビニールハウス栽培をされている農家の方が
「いつもやったら(屋根に積もった灰を)雨が洗い流して
くれるんだけど、今年は無理。
高齢者が多いから、自分らで洗い流すこともできないし・・・」
と、ため息をついておられたのが、
なんとも切なかったです。
鹿児島には知人の経営するホームセンターがあり、
お客さん思いの経営陣と従業員一同、
きっと大奮闘だろうなぁ~、なんて思いを馳せました。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
東日本大震災の時、流通・小売に携わる人々は、
「物を売るということがこれほど感謝されるとは・・・、
改めて商売とは何かを考えさせられた」
口々におっしゃってました。
自然災害に際して、
商人としての役割を再自覚した、と。
だからきっと、件の友人も、お店を挙げて
「今自分達のできる最大限のことを」って
やってると思うんです。
マスク等の衛生用品なんかが大量に要りますから)
そんなことを考えているうちに、
一人の商業指導家を思い出しました。
亡き祖母と同じ頃に生まれ、
戦前から戦後にかけて、ビジネスの普遍を明言した人、
経営思想家でもあり、
雑誌『商店界』の編集長も務めた故・岡田徹氏。
明治37(1904)年に東京に生まれ、
戦前から戦後にかけて活躍した氏は、
「商売とは
人の心の美しさを出し尽くす業(なりわい)」
と。
だとしたら、この噴火という非常時にこそ、
商人の心って見えるのかもしれない、と思ったんです。
きっと、
“私”を超えて動く商人と、
“私”に囚われたまま商う人と、
その差がハッキリするんじゃないか、と。
“私”を超えて動く人の姿には、
岡田氏の詩が続けるように、
「あなたの商人の姿に
前だれをかけたみ仏をみたい」
というか、「見ることができる」ような気がします。
そして、そんなお店こそ、
「私の生涯の願いは
タッタ一人でよい
この店は
私にとっては
だいじな店ですと
いって下さる
お客という名の
友人をつくること」
ができるお店なのでしょうね。
鹿児島のあまりのすごさに、
思わず私的な思いを書いてしまいました。。。
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