今日はこれから、老舗飲食店様の社内研修会に
行ってきます。(^_^)
とても熱くてパワフルな方々に負けないよう、
顔晴ってきます
その前にブログ更新で~す。♪
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
先月末まで、スーパーやコンビニの店頭に
1957年から2013年までの、57年分の年を
印刷したボトル。
いわゆる「イヤーボトル」ですよね。
3月初めの販売開始以降、
日々の売上を「前年同期比2ケタ増」に導いた
お化けなキャンペーン。
既に「おっ?なんだこれは?」と
実際に買って体験された方も多いと思うのですが、
「いや~知らんかった」という方のためにちょびっと
説明しときます。
これ、同社の「Share a Coke and a Song」
っていうキャンペーンで、
まず店頭で、
“自分の気になる西暦”のボトルを買ってもらい、
次に、
スマホやパソコンから専用サイト↓にアクセス。
http://www.coke-musicunlimited.jp/howto.html
ラベルの西暦の下に印刷された
ローマ字と数字9ケタのコードを入力すると、
ソニーの定額制音楽サービス
「ミュージックアンリミテッド」につながります。
そこで、ボトルの年にヒットした曲・10曲からなる
プレイリストが無料で手に入るというもの。
一度入手すれば8月末まで専用サイトで
何度でも聞けます。
もし!57年分全て(=57本)のボトルを揃えたら、
10曲×57=570曲聴き放題!というわけ。
これがスゴイなと思ったのは、
“自分の気になる西暦”って、
一人の人の中で複数あって、
その数だけ、口コミ、シェアのチャンスが
あるんだよな~ってこと。
例えば、生まれた年、大学に入学した年、
伴侶と出会った年、初孫ができた年、etc.
そういう年に流行ってた音楽って、
当時の流行と共に必ず記憶に残ってます。
例えば、20世紀最後の2000年には、
ボン・ジョヴィの「It's My Life」なんて
流れてなかったですか?
(ユニバーサルミュージックジャパンのサイトより拝借)
それを再び耳にすることで、
「懐かしい」、
「うん、そうそう、あの時は・・・」っていう感情が甦り、
思わず関係した誰かに言いたくなり、
「ねえ、これ覚えてる?」とか一緒に聴きたくなっちゃう。
そういう広がりってSNSが大のお得意
大切な人とそういう時間を持つきっかけが
コカ・コーラだったって、
なんかめちゃ強力な動機なんですよね。
「おっ?なんだこれ?」と興味を惹きつけ、
音楽を楽しんでもらい、
友人たちと経験をシェアし、
次の一本の購入につなげる。
正に「モノ」ではなく「体験(=コト」を軸にした
試みだと思いました。
コカ・コーラという「モノ」は、
どこまで行っても「モノ」に過ぎません。
けれど、
☆コカ・コーラが纏う(まとう)もの
☆コカ・コーラにこと寄せた記憶
になると、
コカ・コーラは「コト」に変換するんですね。
昨年同時期の別のキャンペーンに比べれば
「参加人数は6~7倍」とのことですから、
いかに「コト売り」が大事かを教えてくれてます。
そういえば同社は昨年にも
ボトルという「モノ」を、鮮やかに「コト」に変換して
驚かしてくれたことがありましたよね。
http://www.cocacola.co.jp/press-center/press-release/news-20121001-02
(同社プレスリリースより)
デザイン関係の展示会「デザイン・タイドTokyo2012」でも
大きく取り上げられていました。^^
http://openers.jp/interior_exterior/ispecial/news_cocacola_121030.html
ご訪問ありがとうございます。m(_ _)m
人気ブログランキングの応援をして頂けると嬉しいです。