図書館から帰り、「あれ?日が長くなったな~♪」※って
ちょっと嬉しくなった広報ジャーナリストの堀美和子です。
※今日の大阪の日の入りは午後5時47分。
風は冷たかったけれど、なんだか日差しが
少し春っぽくなってきましたね。
今日もあなたの心に、ちょっとした温もりをお届けしたい♪
いつもお読み頂きありがとうございます。感謝ですっ!
一昨日、昨日と「真珠のネックレスの約束」を
お読み頂いて、いかがでしたでしょうか?
あの老夫婦の苦労の50年が実ったことが、
何よりも一番素晴らしい。(^_^)/
それがディズニースタッフの心を動かし、
「この人のために何かしたい!」と行動を引き起こした。
それもまたスゴイことです。
言うは易し行うは難しで、
なかなかできるものではありません。
加えて、上田さんの“魔法”。
80歳という高齢のご夫婦が、
これからも元気で長生きしよう、
またここに来て夢のひと時を過ごすんだ、と
これ、、、そうそうマネできるものじゃありません。
さすが、小さい頃から“気づかいの文化”を身近に感じて
育ってこられた上田さんならでは!です。
どなたもここまでなら、「そうそう、そう思ってん」と
おっしゃるよな~、って感じなんですが、
私はもう一つ、とっても大切なことに気づいたんです。
それは、このエピソードがこうやって“語られ”、
どなたもが“聞ける”「物語」になったことで、
“場所”と“時間”を越えて、
途轍もなく多くの人に“伝わる”ようになったこと。
私たちが遊びに行くあの場所も、
働いてらっしゃる方にとってみれば職場。
あのエピソードの前後、或いは周りには、
もっと多くの会話があり、動作があり、連絡や調整があり、、、
業務日誌にすれば、相当な量になったと思います。
けれど上田さんがああやって、
10分程で語れる「物語」にして下さったおかげで、
私たちは、そこで起こったことを端的に知り、
その時の情景や、登場人物の心の動きを
自分の心に思い描くことで、
まるで“歴史の証人”のように、
---“見えないタイムカプセル”でその場に行った如く---
“追体験”することができます。
皆さん、お気づきになってましたか?
読みながら、あなたの心が、
ディズニーの風景の中に飛び、
手をつないで幸せそうに門を出て行く二人の後ろ姿を、
まるでその場にいるように見送っていたことを。。。
これが、「物語の力」なんです。
昨日読んで頂いた方から、
「作為ではない所がいいね」とご感想を頂きました。
無理やり感動を押し付けられるのではない。
自らの心が、自ら求めてそこに寄り添うからこそ生まれる感動。
だからこそ、そこにパワーが生まれるんです。
これには後日談がありまして、
「あの物語」はディズニー中でシェアされ、
「自分ならどうするか?」という想像力に変わっていきました。
上田さんが、「ストーリーとは、一体感やモチベーションを
生む原動力です」とおっしゃるとおり、
本当にいい「ストーリー」に出会うと、
人は、心の奥底の感情がうずき、何かせずにはいられなくなります。
これが会社で、スタッフ間で共有されると、
一体感、やる気がどんどん生まれ、
やがて、マニュアルを超えた、その会社や組織の“文化”
にまで昇華していきます。
そう、もうお分かりですね。
「物語」は、お客様とスタッフの間はもちろん、
スタッフ間、スタッフと経営者の意識の“垣根”さえも
軽々と越えてくれるんです。
≪意識が共有された状態≫とでも言うのでしょうか?
そうなると当然、喜びの分かち合いが起こりますよね。
横山光輝さんが『三国志』の中で、
「口に大義を唱えても
心に一致するものがなければ
同志も同志ではない」
と書いておられますが、
同志を同志にし、
さらに良い商品・サービスが生まれる風土を作ることで、
“結果”、売上や利益が上がるようにするもの---
それが「物語」だと思うんです。
だから私は「物語」を愛しています。
「そんなん考えてる暇があったら・・・云々」と
揶揄されるようなものではないと、心から信じています。m(^_^)m
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