土曜日の新聞の分厚さに毎度閉口している
広報ジャーナリストの堀美和子です。
新聞受けから取り出しにくいの～～。(>_<)
きっと、配る新聞屋さんも大変っ！
その原因は、言わずとしれたチラシの山。
土曜日はいつも、家電と車と不動産のオンパレード。
このうち何枚がお客さんの目にとまるんだろう？って
ちょっと悲しくなりました。(-"-)
まあ、中には私のように、「チラシをネタにしてやろう！」と
手ぐすねひいて待ってる人間もいますので、
あながちムダとは言えないの・・・かも？？^^;
今日、私の手を止めたのは、思わず
「これアカンやろ～！」と言いたくなったものです。
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私が目をテンにしたチラシがこれです。
オモテ面
ウラ面
（オモテ・ウラともクリックで拡大します）
一見、建売住宅にありがちなチラシ。
でも、、、オモテ面右下の黄色い囲みを見て下さい。
「最終分譲、売りつくし！」
・・・・・・ってあんた、
家は12/25を過ぎたクリスマスケーキやあらへんでっ！！(>_<)
ウラ面の一番上も同じ。
「売り尽くし！最終分譲開始！お見逃しなく！」
って今度は、映画の興行の最終日みたい。。。！(´Д｀；)
（↑見に行こうと思ってまだ行けてないんです～。(;O;)）
いくら、
「市内、敷地面積30坪以上
ゆったり4ＬＤＫの2階建て」
「新築木造2階建て
ＬＤＫ15帖以上のゆったり感！」
と広さ（？）を訴えても、
また、
「団欒空間と独立性のある洋室を併せ持つプラン」
と間取りの特徴を書いても、
ぜ～んぶ「売りつくし」で台無しっ！
もし私が近々家を買おうと思ってる人だったら、
こんな、ケーキやバナナを叩き売るような感覚で
家を売る人（会社）から、
絶ーーーーー対に買おうと思いませんっ！（←思いっきり！）
「最終分譲」ということを強調したかったのでしょうが、
この一言で、この業者の家に対する考え方・
お客さんへの接し方が透けて見えます。
第一、「最終分譲」っていうのは売る側の都合で、
買う側にしてみたら、
何の関係もない。意味のないことです。
それにね、はっきり言ってこれ、違法広告なんです。
不動産関係の方でしたら一目で分かりますよね。
これからお客さんの大切な生活の舞台となる家を
まるで厄介者払いをするように「売り尽くし」セールをする業者。
家を買おうとする人に絶対に必要な情報を載せず、
堂々と違法広告を配る業者。
あなただったらどう思います？
たった一枚のチラシかもしれません。
けれどそこには、怖いほど本音が現れる。
日頃、いくら隠していても、
上辺だけいい顔していても、
ぜ～んぶバレます。
そして、
それに気づかないほどお客さんはバカじゃありません。
毎日どういう思いで仕事と向き合うか？
自分達が扱っている商品が、
お客さんにとってどういう意味を持つのか？
その商品にどんな思いを込めるのか？
これらに真摯に向き合う会社でないと、
これからは見抜かれ淘汰されていくっていうことです。
はぁ～、恐ろしいもんですね、ホンマ。
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