千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。
特許事務って、期限を1日でも過ぎると、死・・・
世間の「ごめんなさい」が効かない世界。
「期限が命」みたいなところがあるので
期限ぎりぎりの手続きはご法度です。
先日のPCT出願。
この期限を逃すと、全世界の特許権取得の機会が全てパー
結構シビれる期限の１つです。
そのPCT出願の予定日。
期限の１週間前に設定したのですが・・・
お客様からの電話。
お客様： 追加実験の部分に怪しい部分があったことにきづきました
かめやま： だとすると、その追加実験部分を全部削るか、一部を活かすか？
お客様： 折角ならば一部は活かしたい・・・
かめやま： 追加実験のうち、どこまでが正しくて、どこからが怪しいのか？
その検証が必要になりますよね。
時間的にあまりできないでしょうが、
例えば、○○と××をについて再現性が出るのか否か？の実験はどうでしょうか？
ということで、検証実験を急遽行うことになりました。
これが期限の２週間前・・・ 
検証実験が１週間で収まるかな～
と思っていたら、やっぱり、収まらず・・・
さすがに期限の３日前くらいから、胃が痛くなりました。
待っててもしかたないので、
検証実験が、Aになれば、Bする。
検証実験が、Aでなかれば、Cする
と、頭の中で、準備だけはしておきました。
検証実験が終わったのが期限の２日前
実験結果の再整理と、
再整理後の矛盾点のチェック。
で、PCT出願を済ましたのが期限の前日。
手続完了後、どっと疲れが出ました・・・
お客様から感謝はされましたが、
正直、精神衛生上よくないです。
年に一回くらいにしたいですね。
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