千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。

 

 


先日の話。

とある特許審査。

 2つのハードルがあって
 特許はちょっと厳しめ…

と伝えたところ

 それでも
 なんとか特許を取ってほしい!

とのこと…



その発明は

 従来技術に〇〇を加えただけ…

と評価されやすい類の発明。

いわゆる
 
 コロンブスの卵ろ的な発明。

このタイプは、進歩性の主張が難しく。



この子(発明)の良さを審査官にどう伝えようか?

1ヶ月間、

他の仕事をしながらも…

この子(発明)のことは頭の片隅に置いておき。

あるときに閃く

その結果。

従来技術との違いについて、
審査官はたった1ミリの違い(〇〇しただけ〜)と思われています。
が、よくよく考えると、1メートルくらいのバリューの違いがありまっせ!

と説明



無事特許。

粘り勝ち。

必ずうまく行くわけではないですが、

どんな子(発明)でも

良いところの1つや2つはあり…

そのへんの予見性は、中小企業の特許実務の経験かもしれません。

 

 ※ここは、過去の記事(自分の仕事の再定義)にも関係します。




経験は大事。


そして、経験を次に活かすのはもっと大事。


ここほ特許実務に限らず…ですね



 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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