千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。
先日の話。
全国中小企業団体中央会にて・・・
全国のアドバイザーが集まる研修において、知的財産のセミナー講師を勤めました。
テーマは、ものづくり技術を守るための知的財産権の確保(入門編)。
内容は、
昨年の冬にJETROでの講演内容(海外進出)を少しアレンジしたもの・・・
なのですが・・・
レベル的には、
特許や商標の基礎知識がある人にとっては簡単・・・
一方、そうでない人にとっては、少々ハードルが高い内容。
ということで
今回の参加者の知財レベルはどの辺なんだろうか?
今回のセミナーでは、このレベル調整が懸念材料の一つ。
万が一のレベルダウン時には
AをXして、BをYしないといけないよなぁ・・・
ということで、セミナー開始直後に、
「中小企業に対する支援業務の中で、
特許や商標等の知的財産に絡んだ経験の方はいますか?」
と質問をする。
そうしたところ
該当者は、参加者の1割弱・・・
(やっぱり・・・ 発表内容を少し変更したがほうがよいかなぁと・・・)
ということで
知財の基本的な部分(特に事業戦略面に関わる部分)のお話に注力し、
手続き面など細かい話はサクッとすませる
といった方針に切り替える・・・
持ち時間4分オーバーでしたが、なんとか終了。
冒頭の質問
「中小企業に対する支援業務の中で、
特許や商標と絡みそう(絡んだ)方はいますか?」
で手を挙げなかった方。
「うんうん」と頷きながらお話を聞いていた方も何人かおりまして・・・(安心)
セミナー講師のポイントとして、
何回も練習する
アドリブは控える。
準備(資料の新規制作~発表まで)は、発表時間の20~30倍
と教わったことがあります。
なので、急きょの内容変更はご法度のようにも見えます。
が、それは準備をしていない場合の話。
準備をしていれば、
時計とにらめっこしながら
参加者に併せた内容変更(といっても調整程度ですが)も可能になります。
よって、セミナー講師としては、
基本となる発表内容のみならず
オプション、
つまり、発表内容の追加や割愛・・・
こういった「足し算・引き算」を用意しておくと良いと思います。
いずれにしても、準備は裏切りません。
このような準備ができたのは、
一昨年の弁理士会の活動の中で、
無茶ぶりな発表を行ったときの経験。
この経験を通し、
単なる「準備の必要性」のみならず
「準備しておきたい事柄」を学ぶ。
何事も経験です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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