千葉県鎌ケ谷市の弁理士 かめやまです。
イタリア旅行にて、現地のイタリア人をとおして気づいたこと。
向かうからやってくるオジサン。
こちらへ走ってくる。
どうやら、発車間近のヴァポレット（ヴェネツィアの水上バス）に乗りたいご様子。
目をまんまるにして、口をまんまるに開けた表情。
顔は、胴よりも頭一個分くらい前につきだして、横を走りすぎる…
ボク、急いでいるの！！
が瞬時に伝わる。
もちろん、
そのオジサンのために道を空けるのだが、
間に合って欲しい！！
と、思わす祈ってしまう。
思わず祈ってしまった理由。
それは、オジサンの必死さが、とてもカワイイ…
ソバにいた家内も、同感とのこと。
昔、とあるテレビ番組の記憶が甦る。
赤子は、何故可愛いのか?
赤子には、敵を攻撃する力はない。
そして、敵の攻撃をかわす敏捷性もない。
さらに、敵の攻撃に耐える鎧も無い。
とても弱い存在。
だからこそ、赤子にとって、可愛いさが自身を守る武器。
で、大学生の頃。
当時のバイト先のオーナーによく言われたセリフ。
人様にかわいがって貰ってナンボ
当時は、生意気な私。
当然スルー…
社会人が板についたある日。
生意気な自分を可愛がってくれていたんだなぁ
と、当時のバイト先のオーナーの言葉を思い返す。
思い出したのは、社会にへし折られた後。
だいたいそんなもの。
可愛さを繕う必要はないですが、
人としての可愛さは隠さずに…
まぁ、意図せず滲み出していると思いますが。
ヴェネツィアですれ違ったオジサンの可愛さを噛みしめながら
可愛さを失わずに年を重ねたいなぁ
と、思ったりしています。
ロボットではなく、人間なので。
何かのご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました！
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