千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。

2月ごろから、商標の相談が増えています。

 

当社比50%増でしょうか。

 

商標に相談に来られる方のタイプとして・・・

 

1)新商品・新サービスの準備

2)業務提携の準備

3)苦い経験

 

があります。

 

個別にみていくと

 

1)新商品・新サービスの準備

 特許を取るような代物ではないのだけど、

 そこそこに売れる可能性が高い・・・

 そのときにこの商品名をまねされたくない!

 

2)業務提携の準備

 自社のみの力では、事業規模をこれ以上大きくできなさそう。

 そこで、他社と業務提携し、自社のブランドを広めたい。

 そこで、他社に対して、

 ブランド利用のOK/NGの調節弁(商標権)が欲しい。

 

3)苦い経験

 過去に、商標権侵害の警告書を打たれ、

 いったんは営業停止・・・

 さらに、損害賠償金として○○万円を支払いをし・・・

 二度と同じ思いはしたくない!

 

となるのですが、個人的には、上記に加え、

 創業時

を加えてほしいな、と思います。

 

 

 

登記したからOK!

と勘違いしている人もおられます。

 

小さいから狙われないだろう・・・

という気持ちもわかります。

 

創業直後だから そこまでお金を回せないわ!

という気持ちもわかります。

 

しかしながら、創業して間もなく・・・

商標権侵害の警告書を打たれた企業様も、ときどきおられます。

 

 

 

創業直後、自社のブランド力はゼロですが、
事業の成長とともに、自社のブランドも育つはず・・・

が、道半ばにして商標権侵害の警告書をもらってしまっては
これまでのブランドは利用できず。
新しいブランドでスタート。
つまり、ブランド力ゼロからのスタート。
認知活動、PR活動も一からやり直し・・・



商標権の確保。

PPAPの例のように、
後発的な商標権リスクを回避するの意味もあります。
また、将来の自社ブランド利用の足掛かりを作る・・・
という側面もあります。

 

個人的には、後者のほうが大切なんだろうなと思います。

 

 

 

商標を考えないといけないタイミングとしては、

 

苦い経験・・・ではなく

 

1)新商品・新サービスの準備

2)業務提携

3)創業時

 

だろうと思いますし、相談を受ける側としても、

 

苦い経験・・・よりも

 

1)新商品・新サービスの準備

2)業務提携

3)創業時

 

のほうが気持ちよいです。

 

 

 

もちろん、被害にあってしまった場合にも全力はつくしますが、

同じような時間・お金を投資するのであれば、

商標権侵害のように

避けられるものは避けてほしいなぁと思います。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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