「蛙の子は蛙」ってネガティブな意味合いで使ってきたけど、今は親として嬉しいなあとポジティブに感じます。
個々の能力とか学力を伸ばす事ができるかどうかって、生まれた時代とか家庭環境とか経済状況や家族構成で全然変わっちゃう。
僕からしたら中高一貫校って羨ましかったし、昔は七田もアルゴもSAPIXも鉄緑なんかもない時代だったけど、今は教育の幅がすごく広い。
子供達に与えてきた教育は、僕自身もやってみたかった事ばかり。保護者会とか説明会でいつも子供達が羨ましいなあって思っててね。
東大出身の親なら、子供は地頭もいいし、勉強の術(すべ)を幼少期から自然に与えられるのかもしれないけど。
ただ、僕は地頭が良い人間でもなく、左脳人間でガリガリ勉強をやるタイプ。
やっぱり能力や才能を伸ばす術が学生の時にあるかないかって大きい。妻もこれを言ってた。
だから妻も自分が受けさせて欲しかった教育を子供達にしてあげたいって同じ事を思ってたのは救い。
能力や才能を伸ばすための術を子供達に与えてあげたら、それを生かすも殺すも、あとは自分次第。
蛙の子は蛙であって、それは変わらないけれど、違う環境で育てば、違った蛙になれる。
だから子供達にはいろんな蛙になって欲しい。
親は頑張って後押ししてあげるだけ。
疲れてるせいか、余計な事を考えちゃったよ。
原稿の締め切り日なのに‥