音のハンディキャップを助ける聴導犬 Chiens de sauvetage | 天パパパは動物のお医者さん

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片耳難聴がある人と行動するときには、難聴側には立たないとか、自転車では必ず聞こえる側で走るとか配慮します。





聞き取りづらい単語で伝わらない時には、似たニュアンスの単語で繰り返します。






ちょっとした配慮をするだけで日常生活は普通にできます。





日常的に一緒にいると当たり前のように習慣付いてなんとも思わないんだけど、音が聞きづらい本人からしたらすごく煩わしいしストレスがかかると言います。





難聴と言っても片耳難聴から左右難聴まで様々。






YouTubeで、人工内耳で初めて音を聞く事ができた人の感動動画とかがあるけど、医学と技術の進歩が人の日常生活を豊かなものにしているなあと感心しながら涙腺崩壊しています。






そして難聴に関しては、医学や技術だけではなく、動物も難聴者の助けになってくれています。





聴導犬という犬がいます。盲導犬は知ってると思うけど、聴導犬ってちょっと馴染みがないよね。





音が聴こえない人に代わって日常的に必要とする音を教えてくれます。インターホンの音とか、目覚ましの音、呼び出し音、クラクションの音、警報音とかを知らせてくれます。





犬は聴覚が人間より発達していて、猫と違って人間と共に外でも行動できるから、聴導犬は人の耳の代わりになって日常生活を補助してくれます。





犬って多くは愛玩動物なんだけど、その能力と素質と訓練によって人間社会に大きく貢献してくれます。僕たちが気が付かない所で意外に活躍しているんです。





ちょっと余談だけど、石川県の地震被災地でも航空自衛隊所属の救助犬が活躍してます。あれは警察犬とは違って不特定多数の生存者を探索する救助犬で、嗅覚や聴覚を駆使して人命救助に携わってるからすごいよね。





まあ、我が家にも犬がいるんだけど、玄関のインターホンが鳴ると吠えまくるから、僕がベランダにいると来訪者に気がつけるんで、ちょっとだけ役立ってます(笑)。