6月14日は「認知症予防の日」だったそうです。

 

10年前は、そこそこ遠距離の運転もして、私たちの教会へも自分で運転して訪ねてくれた父がまずアルツハイマー型認知症の診断を受け(確か5年前くらい?)、金沢の私たちの近くに住む話になった頃から母も怪しく、父と同じアルツハイマー型認知症の診断を受けました。

 

現在「要介護1」で、デイサービスへ週に父は3日、母は2日通っています。

 

色んな人の話を聞くと、うちの両親はまだ「経度」であり、ましな状態のようです。

 

この前、和菓子をいただいたので、久しぶりにお茶を点てて、火曜日に訪問している91歳の女性と一緒にいただきました。

お茶の先生も90代だったので、きっとお抹茶や茶道は認知症予防に良いのかもしれません。

 

 

レビー小体型認知症の場合

 

認知症は、最も多い「アルツハイマー型認知症」だけではなく、「レビー小体型認知症」「血管性認知症」「前頭側頭型認知症」の4種類が代表的なものです。

 

そのうち知人のお父さんが「レビー小体型認知症」だそうですが、徘徊、攻撃的な言動、妄想や幻想などに困り、施設へ入居されました。

 

体には特に問題がなくても「忘れてしまうことで生活に支障が出る」という認知症は、かなり厄介な症状であると思っていますが、ご家族にとって一番つらいのは「性格が変わったように攻撃的になる」「お世話をしていても、辛らつな言葉を言われる」というようなことが、かなり精神的にこたえるのかなあ…と思います。

 

「物を取られた」などの被害妄想も、ご家族にとっては辛いものと思いますが、我が家ではまだそのようなことは経験していません。

 

同じ「認知症の方の家族」でも、種類や症状がそれぞれなので、多少、物忘れがひどくなっていろいろなことが出来なくなっても、人格的に穏やかで、以前とほとんど変わりないなら、「うちの両親はまだ本当に幸いな方なのだ」と最近思うようになりました。

 

認知症予防のためにできること

 

認知症は「社会問題」と言えるほど、各家庭が抱えている問題で、今、支えている私たち世代も認知症にならないための予防は「本当に大切」と思います。

 

うちの両親は既に診断を受けてしまいましたが、少しでも日々、できることは何かと考え、認知症の両親と私のためにも良いと思われるいくつかのことをしています。

 

・讃美歌などのCDをかける(聴力からの刺激と、気分良く過ごせるように)
・アロマの香りがするようにアロマのスイッチを入れる(嗅覚の刺激とアロマの効能)

・できるときはご飯を玄米に、パンを米粉のパンに代える

・できるだけ外に連れ出す(足から弱らないように。風を受けたり、目で見る物から刺激を受けるように)

・できるだけカフェへ連れて行き、ゆったりした時間を過ごしながらおしゃべりする(最近は娘も同行することがあり、会話が分散されるので助かります)

 

認知症の方に良いことは、全ての方に良いことです。

良いと言われていることを少しずつ、まずは一つからでも取り入れてみてはいかがでしょう?

 

 

 

 

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