昨夜、無事にカウンセラーの研修会で「現代若者の結婚事情」についてお話させていただきました。

 

一つ何かあると他のことが手につかず、今日からは、いろいろ溜まった仕事をすることになりそうです。

 

 

「我が家の父親改革」

 

私は現在、元牧師夫妻の両親がアルツハイマー型認知症と診断を受け、近くで生活するようになりました。様々な介護のストレスもありますが、今、結婚の働きをしているのは、両親の影響が大きかったかもしれないと思っています。

 

両親は仲が良く、言い合いのけんかや父親が手を上げるなどのことを、私は幸いなことに見たことがなく育ちました。

 

夫婦喧嘩やDVなどを子供が見て育つ場合、子どもの脳が傷つけられると伺いましたので、そういう意味では私は恵まれていたのかな、と思っています。

 

両親はそれぞれ片方の親を若い頃に亡くしていました。父は高校2年生の時、39歳の母親を亡くし、母は小学校2年生くらいの時、病気で父親を亡くしているので母子家庭で育ちました。

 

そんな両親はよく「大草原の小さな家」のインガルス一家が理想だと言っていました。
裕福ではないけれども、頼りがいのあるお父さんと優しいお母さん、日曜日には家族みんなで正装をして教会に行く、というテレビドラマがありましたよね。

 

 

 


 

私の兄は牧師、妹は現在、同じ教団で牧師夫人になって、両親のお世話を協力しています。


世代的に父は昭和の「熱血」「モーレツ社員」などの世代ですから、牧師もまた「神様第一。奉仕が第二」という優先順位が当たり前の時代でした。そして実際、父は自信をもってそのように言っていたようですし、確信をもっていました。

 

それで私が小さい頃、父はほとんど家にいない、トラクト配布やキャンプ伝道などで留守にすることが多く、「パパ」という印象はなかったんですね。

 

それで、自分が結婚する相手は「パパっぽい人」がいいな、と密かに思っていました。


「私が家にいなかったから、子供がよく育った」と父は言っていますが(苦笑)、実はクリスチャンキャンプのセミナーで優先順位が変えられる出来事があったそうなんです。

 

私の父も「父親改革」される時があったのです。


① 神様第一、②家族第二、③奉仕が第三…自分の親や妻、子供たちが愛されているという実感を持ち、幸福であることが大切だと教えられたそうです。

 

その時に父親に優先順位(プライオリティー)の転換が起っていなければ、うちも危なかったな、と思います。(特に私が・・・)

 

本当に家庭に幸福感がなければ、信仰の継承や結婚への期待感に影響が出ていたであろうと思います。

 

 

 

 

 

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