昨日は両親に会いに来てくださったお客様をお迎えし、両親と共にお交わりの時を持ちました。

 

二人とも認知症と診断されている両親ですが、人格は変わらず、ニコニコとお話しできたことが嬉しかったです。

 

私の知らないエピソードがたくさんあると思い、できる限り関わりのあった方々のお話を伺いたいと願っています。

 

 

令和6年能登半島地震後の1月7日の説教を紹介しています。

 

『感謝の習慣がいい人生をつくる』(中井俊己著)という本が紹介されました。

 

 

 

 

「食卓は、感謝の宝庫なのです。」(92~93ページ)という内容も朗読されましたが、その部分を割愛し、前回の続きです。

 

2011年に起こった東日本大震災のことも書かれていました。

 

 

 

「主に感謝するのは良いことです」⑨1月7日(日)礼拝説教”詩篇92内容

 

『感謝の習慣がいい人生をつくる』(中井俊己著)という本にこんなことも書かれていました。

 

「蛇口をひねれば水が飲めること。電気が通って夜でも明るいこと。新鮮な空気を胸いっぱい吸えること。当たり前でしょうか? 

 

でも、本当は当たり前なんかではないですよね。2011年に起こった東日本大震災で、私たちはそれらがいかにありがたいことか、わかったはずです。

 

水も電気も空気も私たちには大変貴重なもので、決して当たり前にあるものではないことがわかったのです。家があること、家族がいること、学校があること、友達がいること、職場があること、仕事仲間がいること。

 

失ってみて、痛いほどわかったはずです。ぜんぶ当たり前ではなく、ありがたいことだと。愛する人の命が消えそうなときに人はその尊さ、ありがたさを知るといいます。ですから、人の命も、自分の命も、体も心も、当たり前ではなく、ぜんぶありがたいものなのです。しかも無償でいただいたものなのです。

 

『感謝』の反対の言葉は、『当たり前』だといわれます。いまあるものを『当たり前』だと思っていれば、感謝する気にはなれないでしょう。

 

でも、『当たり前』だと思ってきたものを『ありがたい(有り難い)』ものだと感謝するようになれば、心は変わります。不満や怒りは消えてゆき、私たちの平凡な日常生活の営みは、実はなんと恵まれているのだろうと思えてきます。」

(88~89ページ)

 

私たちが『当たり前』だと思っている事や物には、どんな事、物があるでしょうか?

 

*戦後の食糧難、震災を経験した人、戦争、孤児、奴隷を経験した人のことを思い浮かべてみてください!

 

*毎日温かいご飯が食べられること、寝る住まいが与えられていること

 

*家族が与えられていること

 

*健康・・・歩けること、目が見えること、耳が聞こえること、歯で物が食べられること・・・

 

*教育が与えられ学校に生けること、読み書きできること、様々な機会が与えられていること・・・

 

*平和・・・基本的人権、信教の自由が保障されていること

 

*明日を不安に思うことなく夜眠れること、心に平安が与えられていること

 

 

当たり前と思うことを感謝するために、次のみことばを黙想しましょう!

 

*申命記8:12~18

 

8:11 気をつけなさい。

私が、きょう、あなたに命じる主の命令と、主の定めと、主のおきてとを守らず、あなたの神、【主】を忘れることがないように。

 8:12 あなたが食べて満ち足り、りっぱな家を建てて住み、

 8:13 あなたの牛や羊の群れがふえ、金銀が増し、あなたの所有物がみな増し加わり、

 8:14 あなたの心が高ぶり、あなたの神、【主】を忘れる、そういうことがないように。──主は、あなたをエジプトの地、奴隷の家から連れ出し、

 8:15 燃える蛇やさそりのいるあの大きな恐ろしい荒野、水のない、かわききった地を通らせ、堅い岩から、あなたのために水を流れ出させ、

 8:16 あなたの先祖たちの知らなかったマナを、荒野であなたに食べさせられた。それは、あなたを苦しめ、あなたを試み、ついには、あなたをしあわせにするためであった──

 8:17 あなたは心のうちで、「この私の力、私の手の力が、この富を築き上げたのだ」と言わないように気をつけなさい。

 8:18 あなたの神、【主】を心に据えなさい。主があなたに富を築き上げる力を与えられるのは、あなたの先祖たちに誓った契約を今日のとおりに果たされるためである。

 8:19 あなたが万一、あなたの神、【主】を忘れ、ほかの神々に従い、これらに仕え、これらを拝むようなことがあれば、きょう、私はあなたがたに警告する。あなたがたは必ず滅びる。

 8:20 【主】があなたがたの前で滅ぼされる国々のように、あなたがたも滅びる。あなたがたがあなたがたの神、【主】の御声に聞き従わないからである。

 

 

*エレミヤの哀歌3:22~25

 

 3:22 私たちが滅びうせなかったのは、【主】の恵みによる。 主のあわれみは尽きないからだ。

 3:23 それは朝ごとに新しい。「あなたの真実は力強い。

  3:24 【主】こそ、私の受ける分です」と私のたましいは言う。それゆえ、私は主を待ち望む。

 3:25 【主】はいつくしみ深い。主を待ち望む者、主を求めるたましいに。

 

 

 

 

 

 

 

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