認知症の両親との日々
先日、父がデイサービスへ出かけるとき、鼻歌で軍歌らしき歌を歌っていました。
「行ってくるぞと勇ましく~♪」という歌で、私は知りませんでしたが、母に聞いたら当時の軍歌であり、流行歌だったとのこと。
YouTubeなどでも聞くことができ、『露営の歌』(ろえいのうた)という1937年(昭和12年)にレコード発売された曲だったようです。
このYouTubeでは「勝ってくるぞと勇ましく」という歌いだしのようで、こちらが正式なのかもしれません。
私としては、デイサービスへ行くのに、まるで戦へ出かけるような勇ましい歌を歌っていた父がおかしくて笑ってしまったのですが、父はどこかに「戦う男」という若い頃のイメージを抱いているのかもしれません。
YouTubeで聞かせてみたら、1番はよく覚えていたようです。
高齢者が「懐メロ」をよく覚えているというのは本当です。1番の歌詞はほとんど覚えていました。
両親が話したことは、「あと数年、生まれるのが早かったら、戦争に行ってただろうな」ということでした。
明日は2月11日。
「建国記念日」ですが、キリスト教界では「信教の自由を守る日」とされています。
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