なんだか毎日いろいろでブログを書く時間が取れないでいます。
先日の独身クリスチャンとのボーリング大会で、222のスコアをたたき出した既婚男性が、会の終わりにこのようなアドバイスをしていました。
「同じことをしていたら同じ結果になる。そんな時は自分が変わらないとダメなんだよ。」
・・・確かにずっと後ろから見ているとわかるんだけど、同じフォームで同じように投げると、当たり前ですが前回と同じようなコースをたどってガーターになってしまいます。
人のことは良くわかるんだけど、自分のことになると癖などで「分かっていても同じ結果」を出してしまうんですね。
「同じことを繰り返していてもだめ。自分を変えないと。」というアドバイスは、なんだか「深いなあ~」と感心してしまいました。
「自分を変えなさい」新改訳聖書の誤訳
新改訳聖書ローマ人への手紙12:2b
「すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」
という言葉を思い起こしました。
この言葉は「この世と調子を合わせてはいけません。」という言葉に続いている2文目の言葉で、「新改訳聖書の誤訳箇所」と言われています。
それで、新改訳2017では「むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。」という訳になっています。
口語訳と新共同訳ではもともと正しい訳になっているようなので、以下、あげておきます。
口語訳聖書
「むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。」
新共同訳聖書
「むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。」
確かに、新改訳でこの箇所を読んだときに「自分の努力や修行的な頑張りによって、自分を変えなければならない。」というような、うっすら強迫観念のようなものを覚えたように思います。
「心を新たにする」→ 心の在り方や考え方をチェンジするのは自分のようですが、「造りかえられる」のは神様のなさることですね。
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