「つらい季節」 | 吉祥寺の時計修理工房「マサズパスタイム」店主時計屋マサの脱線ノート

吉祥寺の時計修理工房「マサズパスタイム」店主時計屋マサの脱線ノート

東京都武蔵野市吉祥寺でアンティーク時計の修理、販売をしています。店内には時計修理工房を併設し、分解掃除のみならず、オリジナル時計製作や部品製作なども行っています。


早いもので今年もすでに3月に入り、厳しかった寒さが大分緩んできた。


三寒四温の季節、と書こうとして、 「そういえば去年の今頃もそう書いたなぁ」 と思い出す。


いずれにしても、もうすぐ苦手な寒さとおさらばなのだ。


しかし、一難去ってまた一難、、。



私にとって、12月から2月までが 「寒さとの闘い」 だとすれば、今月からゴールデンウイークまでは 「花粉症との闘い」 だ。


去年は幸いにも極端に花粉の少ない年にだったようだけれど、、、今年はその 「20倍以上」 らしいから困ったものだ。


今のところ目の痒みは大したことがないけれど、鼻の方はクシャンクシャン始まっていて、、、、既に鼻血の出た日もあった。



こいつが本格化するとどうなるか?


これも去年書いたことだが、、、まず、夜眠れない。



横になると鼻が完全に詰まるから、仕方なしに口だけで呼吸する。


すると口の中がカラカラになって喉が痛くなり、、、、目が覚める。



これで翌日の睡眠不足は決定し、、、それによって、更に症状が悪化するのだ。


そして何より困るのが、仕事中。


壮絶な量の鼻水がいつ落下するか心配で、、、落ち着いて時計を扱うことが出来ない。


絶え間なしにくしゃみを連発しているから、、、来客の対応もままならない。


当然のことながら、四六時中 「イライラ」 しっぱなし、、、。



だが、そうかといって帰り道に 「気晴らしに一杯」 などとやろうものなら、、、猛烈なくしゃみと目の痒みで失神しそうになるのだ。



日本人の性格が他民族と比較して温厚なのは、日本という島国に 「極めて明確な四季があるからだ」 、という話しを聞いたことがある。


どんなに寒さが厳しくとも、、、一時だけ我慢すれば暖かい春がやってくる。


どんなに暑さが厳しくとも、、、じきに涼しい秋がやってくる。


結局、、、2シーズン続けて厳しいということがない訳だし、、、「ちょっとだけ我慢すれば、、、、何とかなるから」 的な、のんびりした性格になる、というのも頷けるような気がする。



しかし、、、私をはじめ、 「重症の花粉症患者」 にとっては、 「寒い冬」 を乗り切ったあとに 「つらい春」 がやってきて 、、、「つらい季節の連発」 なのだ。



このまま毎年花粉症の人が増え続けてゆくと、、、ひょっとして大半の日本人の性格は、、、、近い将来、それほど温厚とは言えなくなるかもしれない、、、(?!)


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