昨日キャロット2歳の馬名が発表されました。私の出資馬アンフィトリテII21は…

トライデントスピア

ギリシャ語で同義のトリアイナで応募しましたが惜しかったですね。対戦ありがとうございました。


さて、過去シンハリーズ産駒4頭に出資した者としてはスルーできない事件が発生しています。今回の馬名決定で注目を集めたのはシンハリーズ21。過去にも記事を書きましたがこの一族の馬名はスリランカ縛りです。現3歳のジャミーレ(ペルシャ語の人名)で縛りから解き放たれたかと思いましたが、2歳のキズナ産駒にはスレイブアイランドという馬名が。スリランカの地名ではありますが字面のとおり奴隷を収容していたエリアであり、昨日の時点でも「これはないやろ…」と思っていましたが今日撤回に至りました。


Twitterでも話題、5chにもスレが立ち「この名前じゃ海外遠征できんやろ」ともっともな突っ込みを受ける始末。その辺りを受けて即座に撤回したのかも知れませんが、今回対応として褒められるのは「すぐ撤回した」というところだけ。どういう経緯でこの馬名が採用に至ったのでしょう? IT用語でもマスター/スレイブの言い換えが行われているというのにこれに気付かない担当者の不見識、スルーされる社内環境に極めて疑問を感じます。


正直なところキャロットの馬名センスは年々劣化していると思っています。採用された方々には申し訳ないですが、馬の名前の響きとしてどうなの…という馬名が増えている感、また「これは若干の捻りがあってうまい…」と感心させられる馬名が近年皆無。そこに来てこの騒動。


たかが1頭の馬の名前で…とは済まされない異様さがこの件にはあると述べておきます。クラブによっては複数の候補から出資者の投票で決定するところもあります。もうクラブ馬の馬名をクラブが1つ選んで決める時代は終わった、それくらいのインパクトを私は受けました。