グローフェ 組曲『グランドキャニオン』 | クラシックばっか 時空間

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今日 11月22日(金)は、グローフェの組曲 『グランドキャニオン』が初演された日です。

ファーディ・グローフェ(1892年3月27日 ニューヨーク - 1972年4月3日 カリフォルニア州サンタモニカ)はアメリカの作曲家であり、ピアニスト、また編曲家でもあった人です。本名はファーディナンド・ルドルフ・フォン・グローフェ。

 

 

※ 下のリンク画像のまたは 画像をクリックすると、音楽を聴くこと(動画をご覧になること)ができます。ご存じだとは思いますが、一応参考までに。

 

 

■組曲『グランドキャニオン』(全曲)
ーーー (約 36分) ーーーーーーー

https://youtu.be/xc6oYN_2h6g

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※ 雄大な景色を画像で見るだけでも ちょっとゆったりした気持ちになれますね。
(動画(大画面)の下にある線上で(手のマークの所を)クリックすると 自由に飛べます!)


■第3曲 「山道を行く」
ーーー (約 7分) ーーーーーーーー

https://youtu.be/xc6oYN_2h6g


■2019年11月22日 ーーーーーーーーーーーーーーー
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バリトン歌手兼俳優の父と、チェロ奏者で音楽の教師だった母親の間に生まれました。母にピアノ、ヴァイオリン、和声を、祖父にヴィオラを学びました。
1909~19年にロサンジェルス交響楽団でヴィオラを弾くかたわら、劇場やダンスホール、バーのピアニストやヴァイオリン奏者をつとめました。
 
1920~33年まで、彼は、ポール・ホワイトマン・オーケストラで編曲の仕事にたずさわりましたが、1924年にジョージ・ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」がこの楽団によって初演された時のオーケストレーションを担当したことで評判になります。その後、作曲活動を開始し、アメリカの風物を題材にした管弦楽作品を残しました。

今日ご紹介する 組曲『グランド・キャニオン』は、ファーディ・グローフェが作曲した管弦楽曲であり、グローフェの代表作の1つです。『大峡谷』と訳されることもあり、アメリカのグランド・キャニオンを描いた作品です。

1920年より、壮大な景観を持つグランド・キャニオンへの感動を管弦楽作品にする構想を持っていましたが、完成したのは約10年後の1931年でした。
初演は同年の今日11月22日、ポール・ホワイトマン指揮の楽団によって、シカゴで行なわれ、この時のタイトルは「グランド・キャニオンの5つの絵画」というもので、後に改題され現在に至ります。

この組曲は5つの曲からできていて、各曲の表題は、次の通りです。(第3曲の「山道を行く」は、ロバ(ラバ)の背中に揺られて山道を進む旅人の様子が描写されていることで有名で、単独でも演奏されることがあります。)

第1曲 「日の出」  (アンダンティーノ)
第2曲 「赤い砂漠」 (レント)
第3曲 「山道を行く」 (アンダンティーノ・モデラート
           -アレグレット・ポコ・モッソ)
第4曲 「日没」   (モデラート-アダージョ)
第5曲 「豪雨」   (ラルゴ-アレグロ・モデラート)


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ウッディーニ(元 げん)地方、お昼頃から雨がしとしと降り始めました。
ほとんど外に出ることのなかった一日。写真は先日撮った物です。


ハオルチア「ミルキー ウェイ」



「チョコボール」


「巨大窓グリーンホーム」(右)と「光るオブツーサ」(左)

 

 

ご訪問 今日もありがとうございました。



ファーディ・グローフェ
(Ferde Grofé)