今日 7月21日は、モーツァルトの「セレナード第7番」K.250(248b)(ハフナー)が 初演された日である。
「セレナード第7番」ニ長調は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756~1791)が1776年に作曲した管弦楽用のセレナード。「ハフナー」という愛称を持ち、「ハフナー・セレナード」とも呼ばれる。
ザルツブルクの富豪ハフナー家の結婚式の前夜祭のために依頼された作品であり、1776年の今日 初演された。この曲を演奏する音楽家たちの入退場のために、行進曲K.249も同時に作曲された。
なお、モーツァルトはハフナー家のためのセレナードを1782年にもう1曲作曲しており、それを1783年に「交響曲第35番」(ハフナー)に転用した。
本曲の楽曲の構成は、以下の通りである。
第1楽章 アレグロ・マエストーソ ニ長調 4/4拍子 ― アレグロ・モルト 2/2拍子
第2楽章 アンダンテ ト長調 3/4拍子
第3楽章 メヌエット ト短調 3/4拍子
第4楽章 ロンド、アレグロ ト長調 2/4拍子
第5楽章 メヌエット・ガランテ ニ長調 3/4拍子
第6楽章 アンダンテ イ長調 2/4拍子
第7楽章 メヌエット ニ長調 3/4拍子
第8楽章 アダージョ ニ長調 4/4拍子 ― アレグロ・アッサイ 3/8拍子
(※第2楽章から第4楽章までは、独奏ヴァイオリンが活躍し、ヴァイオリン協奏曲の性格も持ち、特に第4楽章はクライスラーがヴァイオリンとピアノのための楽曲に編曲したことで有名である。)
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■■ 「セレナード第7番」K.250(ハフナー)(全曲) (演奏時間:約54分) □ WOLFGANG AMADEUS MOZART.- Serenata en Re mayor K. 250 ( Haffner ) - YouTube