【2018年4月ご来日】ブライアン・ワイス先生のご来日について 6 | 女性の精神科医による前世療法。ホリスティック・ヒーリングを用いた女性のリーダーシップ育成と治療。女性医師のための心と体のケア。

女性の精神科医による前世療法。ホリスティック・ヒーリングを用いた女性のリーダーシップ育成と治療。女性医師のための心と体のケア。

Riverside Mental Clinic in Tokyo, Japan. Led by Ai Suzuki, MD, MPH, Ph.D, a psychiatrist. Specialized in coaching on women's leadership and treatment by past life therapy and Spiritual Guidance-Based Sessions. Mind-body care for female medical doctors.

皆様、こんにちは。

前回の記事「【2018年4月ご来日】ブライアン・ワイス先生のご来日について 5」でもご紹介した、「ワークショップ中に集団退行催眠を受けても前世を思い出さないのですが、どうしたらいいでしょうか?」という参加者の方からの質問。

この質問に対し、ブライアン・ワイス先生は、2018年4月の東京・大阪ワークショップでも、「練習です。自分も前世を見るのに3か月間練習しました。」とお話しされ参加者の方々を励まされていました。また、前世を思い出すには、催眠中の経験をコントロールしたいという思いを手放す必要があるため、Eye roll testと呼ばれる検査法を用いて、被験者の催眠に入りやすさを検査されてもいました。

でも、今回質問をしてくださった参加者の方々のお話をよく伺っていくと出てきた理由の一つが、「前世のトラウマのために、無意識に自分をブロックしている」というものでした。この参加者の方々はワイス先生のワークショップに参加されるくらいですから、ご自身にとって前世を思い出す必要があることはわかっています。でも、無意識に恐れが生じるため、自分の心をブロックして思い出さないようにしようとしている、という状況です。前世を思い出す際に、頭ではわかっていても、心がついていかないこのような状況は、意外とよくあるんです。特に、ご病気の時にはどちらかというとまず自分が傷ついた前世を見ることが多いので、前世を思い出してトラウマを追体験することへの怖さがあります。

ではどうすればいいか?

個人的には、つらい前世を思い出すには、自分の気持ちが「どんな前世でもいいから思い出して楽になりたい」と思った時が最適だと思います。「楽になる」というのは、前世を思い出すだけでも、今世の症状が軽くなることがあるからです。

いつかやってくるかもしれないこのタイミングを自然な流れで待っていてもいいのです。もし患者様がご自身でブロックを感じているなら、何が恐れを生じさせるか、患者様と治療者との間で話し合うことも効果的です。ですが、前世を思い出す覚悟を決めるまでのプロセスをより穏やかに進めるためのもう一つの手段があります。前世を思い出すより先に、スピリチュアル・ガイドにアドバイスをいただくことです。

ガイドは、例えば「あなたが思っている程つらい前世ではないから、早く思い出して手放してほしいな」とか、「あなたが思っているよりつらい前世だから、心の準備をしっかりしてね」といったアドバイスをしてくれます。それによって治療者も、前世療法の前にある程度心の準備ができます。

そのようにして心の準備ができた時に、例えば前世療法のCDを聴いたり、前世療法の個人セッションを受けるなどされるといいかと思います。

魂の呼び声に応えるように、前世に惹かれる患者様との出会いは、貴重なものだと思います。

皆様の参考になれば幸いです。






ブログを書く励みになるので、よろしければ、読んだよ(^-^)/のクリックをいただけると嬉しいです。

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村


リバーサイドメンタルクリニックのページはこちら

前世療法センターのページはこちら