昨日のブログでは、中野めぐみさん（30歳・仮名）の未来世療法のフォローアップの様子をお伝えさせていただきました。
今日はその続きです。
以前、前世のイザベルさんの人生の記憶の書き換えの際にもお話しいたしましたが、前世から繰り返しているパターンにはまっても、その中で動くことができれば、今世で同じ状況が生じても、対応が可能になります。これが、前世の繰り返しの乗り越え方の一つの方法です。記憶の書き換えの場面では、イザベルさんは大きな勇気を振り絞って、両親に「結婚相手は自分で決める。」と伝えることができました。前世の繰り返しを破るために、今世で夢を叶えるために、中野さんは思い切って一歩踏み出す勇気を必要としていました。
私は話を続けました。
「わかりました。では、手持ちの資金を小売りで二倍にする計画を立ててごらんなさい。自分にできるかどうか、は関係なく、ためしに考えてみましょう。」
中野さんは、イザベルさんのオリジナルの思考にはまりながらも、必死で頭を回転させました。
私「商品の仕入れはどうします？日本？海外？」
中野さんは「私は韓国です。日本の商品にない感性の品があるんですよ。」と答えましたが、「でも、商品を卸してくれるところがあるかな…」不安げでした。
私は、中野さんに小さくても具体的なステップを踏んでいただくために「まずは身近なところから、例えば個人で、スーツケースで仕入れに行くことでどうですか？」
と尋ねました。
中野さんは「そうですね」と同意しました。
私「行くとしたらいつがいいですか？今月？来月？…」
具体的なステップを考えることで、中野さんは少しずつ強い不安から切り離されてきました。
続きます。
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