昨日のブログでは、中野めぐみさん（３０歳・仮名）の未来世療法の様子についてお話しさせていただきました。
今日はその続きです。
一般的に未来世を見た時には、翌週のフォローアップでは、穏やかな表情で、喜びに満ちたお話をされる患者様がほとんどなのですが、フォローアップにご来院された中野さんのご様子はいつもと異なっていました。
これまで見たことがないほどネガティブで、後ろ向き。お話をお伺いしている途中でも、どんどんこれまで自分のしたことについての疑いがわいてくるのです。先週の未来世療法でご自身の願う形の未来が明らかになっているにも関わらず、なぜか「答えが見つからなかった」と仰り、「自分には起業なんて無理だ、たとえ仕事の楽しみが見つからなくても、起業よりも安定している会社への就職を考えてほうがよいと思う」などなど、先週の内容と逆行することをお話しされました。
私と目を合わせずに話を続けながら、どんどんネガティブな思考にはまっていく中野さんの様子は明らかにおかしいものでした。しかも中野さんは自分の内面に深く入り、深みにはまっていくような様子を見せました。
最後には、これまで長らくお話しされていた内容とは打って変わり、「前世療法で前世の蓋を開けたことも本当に良かったのか…」と独り言をつぶやくようにお話しになったため、これはまずいと思った私はついに待ったをかけました。
続きます。
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