ある日の平日朝9時頃、母親から電話がかかってきた。
ねーちゃんの子供の運動会に行くから送って欲しいとの事
稼ぐアテはあったが、自分はこの様な用事の方が大事だと考えてるので、
母親を送る事にした。
母親を迎えに行くと、どうも空いている時間にパチンコをしたいようだった。
もちろん母親は自分がパチプロという事を知ってるし、認めている。
母親は自分が幼い頃から、よくパチンコ屋さんに行っていた。
そして、もちろん負けていた。
はたから見たら、ダメ親だと思う。
実の息子の自分から見てもダメ親だ。
自分が大人になってわかる事は、
自分の育った家庭は、貧乏になるべくして貧乏になった家庭だった。
しかし、母親の事は大好きである。
馬鹿なりによく無事に育ててくれた事に感謝している。
そういうワケで急遽、母親をパチンコ屋さんに連れて行く事に・・・
パチンコ好きな母親は、パチンコ屋さんに入る前からワクワクしている。
しかし、母親が適当に台を選んでお金を使ってしまうと、
始めのワクワク感が、帰るころには後悔の気持ちに変わってしまう事を、
簡単に想像できてしまった。
母親がパチンコで遊べる時間を考えると、約5時間。
投資金額は3000円までと決める事に。
この3000円で楽しくパチンコをする戦略を考えた。
・低貸し店(1円、0.5円貨し設置店)
・貸出が100円単位の玉数で貸し出してくれる店
・低貸しで甘デジが設置してある店
この条件のお店なら、3000円もあれば大当りを当てて楽しめる可能性が高い。
この条件を満たすお店を探し、いざ勝負開始。
母親は、数年ぶりのパチンコ屋さんに入った途端、打ちたくて仕方ない様子。
一般の人は、パチンコ屋さんに入るとこんな精神状態になるのか~と分かった。
母親に遊戯するコーナーを教え、持ち物をコインロッカーに預けさせ、
財布には3000円だけを入れて遊戯に入った。
母親に選んだ台は、北斗慈母、ハクション大魔王、大海2
全部甘デジで、0.5円で遊べるコーナー
遊戯する様子を30分ほど見て、自分も稼働に入る予定だったが、
貸出ボタンや、下皿のレバーも扱えて無いようなので、自分の稼働はやめる事にした。
母親のパチンコ遊戯の様子は、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151005/22/passyon7/37/0b/p/t02200239_0467050713445423926.png?caw=800)
保留3止めはもちろんせず、ストロークはもちろんバラバラ、
通常時と大当りの間ももちろん打ちっぱなし、
ハクション大魔王のSTカウントダウンでは、
残り少なくなるゲーム数にドキドキハラハラしている様が伝わってきて、
見ていて吹きそうになってしまった。
母親がパチンコを本当に楽しんでいる事がよくわかった。
パチンコの台選びで大負けしないコツは、
・自分が負けても納得金額をはじめに決めておくことが大切。
・決めた軍資金で、勝負が出来る環境のお店に行くことが大切。
楽しむためのパチンコは、この2点だけで充分可能。
この日の母親の収支は、
+900円とお菓子 の勝ち
勝った900円でお土産を買い、ニコニコしてねーちゃんの家に行ったとさ