先日、ツーリングのお誘いがあり行ってきました。
で、また行こうという事になったのですが、いつもソロの私はインカムを持っておらず出来ればあった方が面白いよと言われ買ってみようと思ったのですが、インカムって行くメンバーで出来ればメーカーを揃えた方が良いらしく何を使っているか聞いてみると今回の参加グループのメンバーは一つのメーカーで揃っていてそのメーカーはセナでした。
せ、セナ。
自分の中では割と高いインカムメーカーのイメージがあったのですが、でもまぁこの際だから買ってみようかと調べました。
機能が限定的な低価格なものだとセナといっても2万円しないようなものもあるみたいですが、商品説明的に「※本製品はBluetoothインターコム(ユニバーサルインターコム)に対応していないため、異なるブランドのインカムとは接続できません。」とあったので色々制約はありそうに思いました。
ただ、尼のレビュー見ると他社のインカムにも問題なく接続出来るともあるので例えばLINEのグループ通話とかなんか技があるのかもしれないです。(私はインカム初心者なのでわからないですが)
あと、過去にインカムは無いものの汎用インカム用スピーカー+Bluetoothレシーバーつけて音楽を聴いていた時の経験上、せっかく買ってもエンジン音で聞こえないかも知れない、とも思いました。(私のWRはマフラー社外品)
さてどのモデルなら聞こえるだろう?とも思ったのですが、どうせなら最新モデルで上位クラスの物を買おう、もしそれで聞こえないなら諦めもつくだろうしとセナの最上位クラスの60Sというタイプの物を買ってみました。
この60S、前モデルの50Sより一万円くらい高く定価も6万円超えてしまうものでしたが、内容的にスピーカーとマイク、ヘルメットクランプが2セットついていて、それ考えたら価格据え置きかむしろ安いのでは?とも思いました。
ちなみに前モデルが発売されてから少なくとも数年は経っているので、そちら方面考えても色々進化しているのでは?という期待もありました。
と、そうそう、日本正規代理店物だと保証が3年というのも大きかったです。(シェアの大きい某日本メーカーは1年でした)
で、商品到着。
なんとタイミングが良かったのか、秋のキャンペーン中とかで商品+2千円のAmazon商品券つきの限定セットでした。
で、開封。
箱の中は上下で二段になっていて、先に書いたようにスピーカー、マイク、ヘルメットクランプが2つずつ入っていました。
でもこれ注意が必要で、一応機能的にはヘルメット2つ分の物が入っているのですが、一つはマイクがアームのヘルメットクランプ、もう一つはヘルメットの中にマイクを貼り付けるタイプのヘルメットクランプでした。
私は最初それを知らなくて箱下段のヘルメットクランプと上段のスピーカーを付けたのですが、ヘルメットクランプはマイク無し、スピーカーはマイク接続端子無しのもので取り付けてしまい、見事にあれ?マイクってどこに付けるの?になりました。
書き方分かりづらいですが、箱の中の上段は上段のスピーカーとヘルメットクランプのセット、下段は下段のセットを使えば問題ないと思います。
こちら上段とその他付属品
上段を外すと下段が
そうそう、60Sは着せ替え用のパネルも数種類付いていてそれでもお得。
スピーカーとマイクのセット
この赤い小さいのがマイクをスピーカーのケーブルに接続する端子です
で、取り付け。
購入した箱の中にはインカムの詳細をコントロールするためのアプリの紹介はあったものの、取り付け方が書いてある説明書は同封されていなかったです。
で、YouTubeで取り付け方とかありそうとは思ったのですが、動画って時間かかるしそれはそれで見るのダルいのでわかる範囲で付けるかとなりました。
まずは、本体をヘルメットに固定。
方法は二種類で、クリップをヘルメットに挟み込む方法とヘルメットに台座のプレートを貼り付けてそこへヘルメットクランプを取り付ける方法がありました。
私はこの段階では台座のプレートをヘルメットクランプへ取り付ける方法が分からなかったのと、その台座プレートは両面テープで固定、しかも一枚しか入っていなかったこともありクリップで固定する事にしました。
ヘルメットにクリップを差し込み途中
ただこのクリップ、ジーロット(取り付けようとしているヘルメットのメーカーの名前)では隙間がありクリップが入ったのですが、Airoh(他の所有ヘルメット)は隙間が狭く入れづらかったです。
しかも一度入れてから抜いてもう一回入れようとしたらうまく入らず、私はマイナスドライバーでヘルメットの発泡スチロール部分をこじったら見事に変形してしまいました。(結局Airohへはまだ取り付けてないです)
ヘルメットによってはクリップはやめた方が良さそうと思いました。
ヘルメット縁の黒いメッシュ部の中の発泡スチロールが少し変形してしまいました(Airohヘルメット)
で、次にスピーカーの取り付け。
私が持っているジーロットのマッドジャンパー2はインカム用のスピーカーホールが付いていて、そこにすっぽりセナのスピーカーは入りました。
サウンドバイ・ハーマンカードン
ハーマンカードンは有名なオーディオスピーカーのブランドだった気が
これもモデル60Sのセールスポイントの一つ
で、反対側への取り付けなのですが、コードを頭上から回そうか?と思ったのですが、後ろの方がいいのかな?とインナー外してヘルメット後方にある、インナー取り付け用の樹脂の台座部分の裏を通して取り付けました。
とマイク。
今回はアームが付いているタイプの物を使ったので特にやる事は無かったです。(マイク部に付属のスポンジ取り付けたくらい)
と、これで取り付けは完了したのですが、取り付けてから、では、アプリを入れるかとダウンロードしたのですが、なんとアプリの中に取り付け説明書がありました。(とてもショック。今までの苦労とは…)
もしかしたらとは思ってはいましたが、箱の中のアプリの紹介部分にアプリ内に取り付け説明書あるって書いておいてほしかったです。
ちょっとした事ですが、それは思いました。
と、今回スピーカーホールがあるジーロットに付けたのですが、そのアプリ内の説明的にスピーカーと耳が離れていると良く聞こえないかも的な事が絵で書いてありました。
※画像はアプリより
あと、このイラストに書いてあるのですが、ブログでのインカムの内容物の紹介でスピーカーとマイクは2セットと書いたのですが、更にもう一つ、3.5mmのイヤフォン(別売り)が取り付けられるマイクとのセット(オーディオアダプター)もあります。
他のインカムメーカーの物よりセナって薄い(ハーマンカードンの第2世代/8.6㎜)というか、他で厚いスピーカーもあってのスピーカーホールともいえるので、これは必要に応じてスピーカー底上げ用のパッド(付属品)を付ける事もあると思いました。
実際、後で走ってみての感想は、マフラー変えてあるからかその底上げ用パッドを取り付けた方がよく聞こえました。(会話無しのソロで音楽を聴いての感想)
あと、イコライザー機能的には標準的なものの他に三種類あり、中音強調のボイスは声の聞こえは良くなりましたが音楽で言えばその帯域の楽器が強くなっている面もあり、音楽を聴いていると少し違和感といえば違和感がありました。
他の機能を紹介するとFMラジオ。
これは聴取エリアの関係かノイズが多くてあまり実用的ではないと思いました。
他だとボイスコントロールも付いているのですが、私はインカム用語に疎いのでコマンドを覚えるのが大変そうに思いました。
と、他にもセールスポイントありました。
ヘルメットクランプとの接続がマグネットで取り外しが簡単!
ただ、取り外しはMicroUSBのCポートなのでこじったりせず垂直に真っ直ぐ抜く必要はありますが。
他だとアップデートがスマホと無線接続(OTA)で出来たり、標準でメッシュ通信のバージョン3に対応だったり、電池容量が大きくなって稼働時間が長くなったり、充電も急速充電対応なのか早かったり、どうせ買うなら60Sというようないろんな機能や仕様が従来タイプに比べて向上していました。
で、ツーリングに行って試しに会話してみたのですが、トンネル中でマフラーの音が反響した時とか多少聞き取りづらい時もありましたが音質はクリアでこれ買って良かったと思いました。
↑のラフアンドロードはセナ正規店で3年保証もあるのですが、Amazonの方はその保証があるのか分からないので購入する場合は事前に確認を取った方が良いと思います(保証気にしないなら別ですが)
私はヤフーのラフアンドロード店から購入しました
こちらはセナの低価格、機能限定モデル
Amazon限定?日本限定?モデルらしいです
この商品に関してはAmazon紹介ページに正規品とありますが保証期間は上位モデルよりは短く2年だったと思います(とは言っても他メーカーよりは長いですが)














































































































































