先日のニュースを見て初めて、ロバート・メイプルソープという写真家とその作品を知った。
カラーデザイナーを目指しておきながら、肝心の芸術そのものへの造詣が浅いのが私の泣き所です。
この、勉強不足め。
気を取り直して、知らなかった立場を利用して、はじめて作品を見て感じたことを。
最高裁はメイプルソープさんの作品をわいせつではないと言ったけど、いやいや、びっくりするぐらいわいせつだわ。花が男性器に見えたよ。そのものの写真もあるし。仰天した。
けど、そこには美しさがあると思ったよ。
それが人々の目に触れて、何が悪い?
たくさんの人が見て知って、認めている存在でも、どうしようもなく醜いものってたくさんあるよ。
醜悪とさえいえるもの、たくさん流通してるってば。
それと、わいせつなもの…「公衆」の目に触れて有害とみなされるものとの間を分かつものって何?
そんなものだれにも決められはしない、と思った。たとえ、日本の司法の最高機関であっても。
もちろん私にも。
だれかの裁量、って、成人してなおわかりません。
少なくとも、自分のなかに美のものさしのひとつぐらいは持っておきたいと思う。