最近流行りのFIRE。

Financial Independence, Retire Early。

このFIREという選択肢は、まあ好きな人はそうすればよいのだが、基本的には一番人生が豊かにならない選択肢の1つと言えそうです。

 

【若さと時間の関係】

このFIREの必然性として、「若いころもしくは、早期に資産形成のために、がむしゃらに働く事」が付随しています。

そうすると、若い時代を仕事に費やすのです。

それの何がイケナイのか?

若い頃でないと出来ない事が山のようにあり、必然的にそれらを破棄する事になるからです。

さらに、年をいってからは、ほとんどの人間が何も出来ないのです。

 

【実例】

(Aさん:40代)

・若い頃にバックパッカーで数年世界旅行に出る
・日本に戻り自営業をしている
・資産はあまり無い

・私生活はすごい裕福ではないが、毎日楽しく仕事をしてたくさんの友達とも過ごす

・現在は海外移住も視野に入れたビジネス取組中

 

(Bさん:60代)

・若い頃にがむしゃら働く

・会社を数社経営し成功者

・資産は余るほどある(土地、ゴールド、現金・・・)

・私生活は年齢のため何もできないでいる、知合いとお茶をする程度

 

よく言いますね、

「引退したら、キャンピングカーで・・・」とか

「引退したら、のんびり旅行・・・」とか

これ、全部できないのです。

 

【できない理由】

前述のAさん、Bさんはもちろん一例で例外もいますが、FIREした人が「例外」になれる確率はどのくらいか?でしょう。

ほとんどの方が、Bさんパターンのようなのですが、

理由はこんな感じです。(ご本人に聞きました)

・フィジカル体力がない

・がむしゃら労働で持病ができた

・がむしゃら労働でお金以外、何も残っていない

・メンタル体力がない

フィジカル体力、持病はわかりそうですね残り2つについて解説します

 

【がむしゃら労働でお金以外、何も残っていない】

結局のところ、仕事に10年以上費やしたようですが、つまり、仕事人間になってしまっていますので、趣味や友達関係や何も残っていないようです。

Aさんと比較すると、Aさんの場合は、若い頃にバックパッカーなど、それ以外にも国内旅行などをしていたらしいので、

・英語がしゃべれる

・海外見聞が広い

・国内見聞が広い

・いろいろな料理を食べた

など、見識が広く、引き出しが多いわけです。

一方、Bさんは、会社経営や財務の事、節税の事はAさんよりも詳しいのですが、それだけになってしまいました。

 

【メンタル体力がない】

メンタル体力、つまり新しい事へ後先考えずにチャンレジする、それはビジネス的にではなく人生的に・・・というのが、Aさんのメンタル体力がないという意味になります。

実際、ご本人も「世界旅行などもしてみたいが、もはや心理的に怖くてできない。今の財力なら、物価差があるヨーロッパ旅行も金銭的には問題ないが、パスポート取って見知らないよその国へ・・・。結局できないね・・・」

Bさんは経営者だったので、ビジネス的なチャレンジは今でもされるそうです。

一方、Aさんの話は「もし出来るなら今すぐ海外移住したいですが、仕事をしっかりと構築したい。私が今すぐ移住しないのは、物事の順番なだけです。仕事をしっかりと落ち着かせたら、すぐに行きます。70歳でも関係ないですね。やりたいことをやります」

チャレンジ癖のあるなしが両者を分けているようです。

 

【人生の豊かさとは?】

金銭的豊かさが人生的な豊かさをもたらすとは言い難いようですね。

金銭的自由は、精神的、行動的、人生的な自由を与えてくれるとは言い難いようですね。

「Financial Independence」・・・金融的独立とは、金融上での独立と解釈するべきなのでしょう。

「Retire Early」・・・早期リタイアメントとは、心の早期リタイアメントと解釈するべきなのでしょう。

まとめると、

FIRE(Financial Independence, Retire Early)=心の早期リタイアメントと金融上での独立

ですね。

もちろん、私はFIREする人を否定しません。できれば、私以外の日本中が全員そうして欲しいのです。

だって、タックスピープル(税金を搾取される人々)が増えればより治安も経済もよいわけで、私一人が怠けても問題なしですからw