日本は今からいくつかのツケを支払う事になり、それは国民が払う事になります。

政治家は払わないでしょう・・・

 

1.輸入頼り・円高頼り

 あらゆる原料、食べ物、機械とその部品、建築資材、外国人労働者・・・etc

これを我が国は輸入に頼ってきました。そして輸入に頼れる、その原動力は円高でした。

ところが、現在は円安。そして円高に戻れる要因は1つもありません。

そのツケをこれからさらに払います。

 

2.少子化対策

 少子化対策は20年後以降に成果がでるタイムラグがある施策です。

つまり、今の少子化の現状は20年前に効果がある施策があったかどうかの証です。

ありませんねw

少子化は、労働者不足だけではなく、消費者不足へも繋がります。

日本は戦後から、国土の広さ以上の人口、国内消費マーケットを軸に経済成長してきました。

ところが、国内消費できる人も、労働する人も減る。経済自体が縮小化します。

 

3.逆輸入

 日本は円高頼りだったので、外国に工場があります。

ところが、今や円安。安かった生産コストの海外工場は逆に高くなっています。

そのため、本来国内で生産、製造できたものも海外から逆輸入。円安で厳しい状況です。

では、国内に工場移せば?企業が何十億円の投資したものをすぐに捨てることはできません。

つまり既存工場は簡単に国内に移せないのです。仮に移せても、工場建築への人材不足。

労働者がいないから、外国から働く人に来てもらえば?

円安です。日本への出稼ぎ意味がなくなりました。

 

4.老害と円安

 一番は老害のツケでしょう。
そもそもなぜ円安なのか?
それは日本が国際的に競争力が低下し、日本経済が伸びる資質を感じないからです。

なぜ感じないのか?30年間同じことしているからです。

海外からみれば、「え?まだそれ??懐かしいよねw」です。日本が北朝鮮を見るのと同じ視点です。

打開策は?というと、イノベーションです。

イノベーションには、2つあり、アップデート型と破壊型がありますが、日本はアップデート型は得意ですが、破壊型が苦手です。例として、タクシーとライドシェアです。

ライドシェアはタクシー業界を破壊しかねません。ここを進めません。

誰が止めているか?老害思考者たちです。

老害思考者たちは、現状維持を好みます。そして現状を見て見ぬふりというか、本人たちの都合のよい事実だけを見ます。

彼らには円安も一時的なものだと思っているのでしょう。

私は老人=老害とは思いません。老害=老害思考者 であり、年齢は関係ないと思います。

切り取り情報や、思考停止、現状維持好き、無難が老害思考者です。