中野区内にて、Tさん宅のお建替え工事が始まりました。


ご家族が長く住まれていた家を、約3週間かけて解体、整地。

そして、地盤調査を実施しました。


 

地盤調査とは

 

地盤調査とは、家を建てる前に、その土地がどの位の重さに耐えられる力を持っているか(地耐力)を、専用の機械を使って調べることです。
 

柔らかい粘土や砂できた地盤の上に家を建てると、地震のときに液状化したり、家が傾いたりすることもあるため、家を建てる前に、建物を建てても安全な土地かを調べます。
 


一般的に戸建住宅の地盤調査は、SS試験(スウェーデン式サウンディング試験)で行われることが多いのですが、当社はSS式に加えてスクリュードライバーサウンディング試験(SDS試験)を採用しています。

 




 

 

二種類の試験を行う理由

 

SDS試験を行うメリットは

 

①従来のSS試験では評価できなかった土質をボーリング調査並みの精度で判定できる


②土質の判定が可能になったことで、地盤状況のより詳細な解析が可能 となり、 SS試験で「補強工事必要」と判定されていた地盤でも「補強工事不要」の判定が出る可能性がある

 

からです。

 

 

 

かつてこういう事例があったそうです。
「SS試験では軟弱地盤(=要改良工事)と判断されたが、SDS試験の結果で土質はローム層(比較的安定した土)と判断され改良工事不要の判定が得られた。」

軟弱地盤と判断されると、地質改良を行うことになるわけですが、地質改良を行うとなると、100万円を超える費用がかかることもあります。


精度高く土質の確認ができるSDS試験を行うことで、高額な改良工事が不要と判定されれば、施主様の費用負担が軽減されることにつながるわけです。





 

Tさんの家の調査結果

 

 

中野区のTさんの家の地盤調査結果は…
「安定した地盤で杭工事等の地盤改良は不要」

 

地盤改良工事なしで、基礎工事が始められます。




地盤調査の考察欄にはこう書かれています
「調査の結果、土質については、SDS調査より、盛土・埋土以深、火山灰質土主体と識別されます。SWS調査では、表層付近にて自沈で推移する軟らかい層が確認されますが、全体的には建物荷重を支え得る良好な測定値が得られており、概ね安定した地盤であると推測されます。よって、基礎下の砕石地業時の締固めを入念に実施の上、直接基礎による対応が可能な地盤と考察致します。(地盤の長期許容応力度30kN/㎡)」

 

 

SWS調査だけでは、軟弱地層と判断されていたかもしれません。

SDS調査をしておいて、良かった~と思う瞬間です。

 

 



 

基礎工事スタート


 

地盤調査の結果を確認できたので、さっそく基礎工事に取りかかりました。

夏場の炎天下の下での基礎工事は「とにかく暑い!」

日陰のない更地での作業ですから。


ファン付きの作業着を着た鳶さんが、暑さと闘いながら鉄筋を組んでいます。



夏はコンクリがすぐに乾くので水養生をしながら進めていきます。
当社の基礎は地中梁という仕様が標準で、さらに床下換気口の周りには補強筋も入っていて、鉄筋量がとても多く、苦労するところですが、職人さんたちと頑張ります!

 


 

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