今のお住いが古くなってきた時、また住みづらさを感じてきた時
悩むのは建て替えがいいのか、リフォームがいいのか・・・ですよね。
今日は、実際にリフォームされた築30年のお宅をご紹介します。
練馬区 U邸
木造瓦葺二階建て
延床面積:55.57坪
家族構成:母+夫婦+子二人
暖かく風通しのいい間取りに
昭和初期に建てられた建物と、それに連なり増築された築30年の日本家屋をスケルトンリフォームした事例です。
「使える物は残したい」という建主のご要望により、既存の柱や梁、階段を活かしました。
屋根と壁の断熱改修と自然素材リフォームを使って明るく風通しの良い住まいができました。
リフォームプラン
主な仕上げ
外壁:ジョリパット仕上げ(ゆずはだ)
玄関ドア:三協立山F52
開口部:トステムデュオPG
床:バーチ(サーモウッド)床暖房用
壁:漆喰、エコクロス
天井:エコクロス
造作:タモ積層材等
床暖房:電気式床暖房パネル
リフォームポイント
▶スケルトン
内装とその下地を全て撤去した時の様子です。
筋交いの上下を耐震金物で補強しました。
屋根垂木、壁の中、床下には、グラスウールより湿気に強い板状の断熱材を入れました。
開口部(窓)の断熱性にも配慮する必要がありますので、サッシは全て断熱性・防露性の高い複層ガラスに交換です。
▶思い出
▶新しい吹き抜けを
既存の二階床を撤去してつくった吹抜け。
窓から差し込む陽射しで一階の隅々まで明るくなりました。
吹抜けを囲む二階の手摺は和を意識して縦格子に。天井上部には褐色のシーリングファンを設置。 吹抜け中央にある梁はホゾ穴もそのままに現わしとしました。
▶天窓を新設
天窓のあるサロン
天窓は手動で開閉可能です。暑い季節はここを開けて縦の室内換気を図ります。
庭を眺めながらここで過ごす休日は心地よさそうです。
入居後、この天窓に日射遮蔽のためのブラインドを設置しています。
▶玄関近くにベンチ
座って郵便物を仕分けしたり、帰宅時にちょっと荷物を置いたり、季節毎の設えを楽しんだり、ベンチは色々な用途で使えます。
▶玄関の窓からの眺め
玄関としては大きな窓です。外からの視線のない庭に面しているのでカーテンはありません。
庭の木々を楽しめる明るい玄関になりました。
▶ステンドグラスのある玄関
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建て替えとリフォーム、我が家はどちらが得なのかしら?
リフォームっていったいどこまでできるの?
耐震診断って誰に頼んだらいいの? とお悩みをお持ちの方に、判断基準となるポイントをお教えします。
5月13日(日)開催のセミナーにぜひお越しください。
家づくりセミナー@日本橋
「住まいの健康診断のススメ」







