無垢のフローリングは、どうやってお手入れすればよいか?
難しい?面倒?
というご質問よく頂きます。
確かに無垢材ですから
水や調味料をこぼして放置するとシミになる
硬いものを落とすと傷がつく
ことはあります。
でもそれよりも心地よい足ざわり、湿度を調整する機能
香り、自然素材の柔らか味や味わいを感じて日々を暮らして
頂きたいと、思っています。
普段の掃除は
ほうきや掃除機、からぶき程度で十分。
時折、固く絞った雑巾で水拭きも可能ですが、
あまりしすぎると無垢材が本来持つ油分をも
取り除いてしまうので、時折がお勧めです。
(我が家はからぶきなし、水ぶきは季節ごとの
来客時くらい。。ずぼら主婦でスミマセン)
ものをこぼした時
すぐに拭く
シミになったらシミ抜き剤をつかうか、表面を削る
キズがついた時
板材の繊維が壊れない程度のキズであれば、水滴をつけて
アイロンで蒸気をあてると復活する可能性あり
大きなキズは表面をやすりで削ってなじませる
その部分をフローリングを張り替えることも可能
小さなシミやキズは最初は気になりますが、そこから
大きくなるわけではなく、経年変化で色艶が増すと
目立たなくなる(なくなるわけではありませんが)
気にならなくなる。
生活していることの証として、捉えてみてはいかがでしょうか。
もう一歩進めたお手入れとして
いまどきのクリーナー・ワックスの臭いや性能を確認したく
AURO製品で試してみました。
かすかにオレンジの香りで溶剤系の臭いなし。
針葉樹、広葉樹とも支障ありませんでした。
弊社で標準仕様としている浸透性オイルはUオイル。
国産で自然で、使い易い。
無垢材がもつ湿度の調整機能を損なわない良質の材料です。
エアサイクルハウジング 「見えないところのこだわり・呼吸する素材
無垢材を使う時の懸念点、板そのものが割れる、反る、収縮するは
もちろんあり得ます。
エアサイクルハウジングの家づくり・リフォームは
顏の見える関係で材料をしっかり吟味し、大工が適正に施工する。
季節による多少の収縮はありますが、床に穴があくようなことは
ありません。
