家にあるモノシリーズ、巾木(はばきと読みます。)
巾木は壁と床の境目にあるモノ。なぜ必要なのでしょうか?

掃除機から壁を守る
壁と床を突き合わせる箇所の保護
無垢フローリングの収縮を抑える

など、たくさんの役割を担っています。

マンション住まいの頃、木質系巾木の出っ張りに埃がたまり、掃除の度に
ノズルを交換するのが手間で、
新居計画にあたり、この不満解消は私の中では
かなりなポイントでした。

また建売住宅等では、いわゆる「ソフト巾木」というビニール系のものを貼ってしあげるのが
一般的ですが、弊社の巾木は「本巾木」といって無垢の杉などを使い、壁の下地の
石膏ボードの裏まであるしっかりした材料を用いています。

お客様のご要望にもよりますが、細かい場所までこだわりを貫く姿勢が基本です。
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結果、採用した我が家の巾木がこちら。
ナラのフローリング、漆喰の壁、巾木もナラで合わせました。
この角度だと分かりずらいのですが、入り巾木という手法を取りました。
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そう、漆喰の壁から巾木が出っ張らないため、埃が溜まりせん。
元々漆喰は静電気を帯びず、埃を寄せないことがあり、巾木は埃知らずとなりました。
床の掃除はもちろん必要ですけれど…
(画像に和室の洗濯物干しの様子、ストレッチポールなど写り込みあり、ご容赦ください。)
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モザイクタイルの巾木でも同じ手法が使えます。

そんなこだわりのPAC住宅、次回のイベントは9/8の家づくりセミナーです。
平日火曜日の午後からになりますので、ぜひご参加ください。
健康住宅で38年!のプロが語る家づくりセミナー

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昨年竣工した大田の家で使った巾木。材質は米栂(べいつが)で、凹んだ部分に下地材の石膏ボードが入ります。