KRAS阻害薬 (Bl1701963 ・ adagrasib ) について | これから

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2019年5月
健康診断で癌マーカーが高く、大腸がんでした。
6月に腹腔鏡にて手術し1年後に多発肺転移。
そして転院。
その後骨盤内再発、再再発、
局所治療(手術、RFA.重粒子線、SBRT)
私の記録です。23/4/25 
その後マーカー値爆上がり。転院を決める。
23/6/10

KRAS変異に対する阻害薬の臨床試験始まっています。

KRAS変異陽性進行固形癌を対象に経口汎KRAS阻害薬BI 1701963がフェーズ1を開始、単剤とMEK阻害薬との併用を評価 ガンなび 2019/10/31 より  

前臨床試験始まっています。

KRAS変異は進行癌で多く発現する7種類の遺伝子変異の1つ。膵癌の90%以上、大腸癌の40%以上、非小細胞肺癌の30%以上で発現していることが分かっいる。KRAS変異の中のG12C変異にだけ効果が期待できる薬剤が臨床試験を開始した。しかし、KRAS変異による癌の半数を占めるとされるKRAS G12D変異やKRAS G12V変異にも効果が期待できる分子標的薬はなかった。・・・・前臨床試験において、BI 1701963はKRAS G12やG13に変異を有する多くの癌細胞株の増殖を抑制した。

 

KRAS阻害薬adagrasibが肺がん、大腸がんなどの固形がんで客観的奏効を達成  がん医療情報 リファレンスより

第1相臨床試験が始まっています。

adagrasibは、予後不良および治療抵抗性を伴うKRAS G12C変異を標的としているようです。

 

バイオ・製薬会社関連の米国株(アムジェン社:AMGN):待ち望んでいたがんの大型新薬!KRAS阻害薬の臨床試験結果発表!

DR.日経株より 

KRAS G12C変異を標的としているようです。

 

他にも以下のがあります

  • ノバルティス社のTNO155(開発コード)
  • ギリアド社のKRAS TCR(開発コード)
  • ジョンソンエンドジョンソン社のARS-3248(開発コード)
  • ベーリンガーインゲルハイム社のBI1701963(開発コード)

いずれのKRAS阻害薬も、市場に出るまでにはまだ3−4年、もしくはそれ以上の時間がかかるでしょう。

soujuさん、kenさん、いつも応援(*´∀`*)尸"ありがとうございます。