『これ見よがし家物語』 第5話「スピ系マウント村」 | Eu sou Homeopata -Remédios da Galáxia-

田中さん講演会から二週間。

これ見よがし家は、

自然派マウントで敗北した。

しかし、

敗北は成長の始まりだった。


👧長女

「自然派はもう古い。」

👨‍💼父

「えっ?」

👧長女

「これからは見えない世界。」


翌週。

家族はスピリチュアル講演会へ。


講師

「皆さんは選ばれし魂です。」

会場拍手。


講師

「地球の波動は上昇しています。」

会場拍手。


講師

「目覚めていない人とは距離を置きましょう。」

会場大拍手。


帰宅。


👨‍💼父

「私は最近エネルギーを感じる。」

👩母

「私はオーラの色がわかる。」

👧長女

「私の守護存在は銀河系出身。」

👦長男

「筋トレ中に宇宙と繋がった。」

🐶

「ワン。」

(特になにも感じていない)


数日後。

家族は噂を聞く。

🔮スピ系マウント村🔮

そこには

究極の覚醒者たちが住んでいるらしい。


到着。


村人A

「チャネリングできます。」


村人B

「前世見えます。」


村人C

「オーラ見えます。」


村人D

「龍います。」


👨‍💼父

「強い・・・」


さらに奥へ。


村長がいた。


🧙‍♂️村長

「私は肉体を卒業しました。」


👩母

「えっ?」


🧙‍♂️村長

「食事しません。」


👧長女

「すごい。」


🧙‍♂️村長

「睡眠も不要です。」


👦長男

「すごい。」


🧙‍♂️村長

「重力もあまり関係ありません。」


🐶

「ワン?」


その瞬間。

村長、

普通に椅子に座った。


👨‍💼父

「あれ?」


🧙‍♂️村長

「少し関係あります。」


さらに。


🧙‍♂️村長

「私は毎日宇宙存在と会話しています。」


👧長女

「何を話すんですか?」


🧙‍♂️村長

「主に健康の話です。」


👩母

「宇宙人も健康気にするんだ・・・」


帰り道。


「気付いた。」


「何?」


「ブランドバッグも。」


長女

「自然派も。」


長男

「スピリチュアルも。」


「ワン。」


「結局、自分は特別だと言いたいだけかもしれない。」


その瞬間。

後ろから村長の声。


🧙‍♂️

「その気付きはレベル3です。」


👨‍💼父

「まだあるのかよ!」


これ見よがし家、

またしても敗北。

つづく。 😆