『これ見よがし家物語』 第2話「さりげない自慢選手権」 | Eu sou Homeopata -Remédios da Galáxia-

ある朝。

これ見よがし家の食卓。

父が新聞をたたみながら言った。

👨‍💼父
「露骨な自慢は三流だ。」

👩母
「そうね。」

👧長女
「今の時代は"さりげない自慢"よ。」

👦長男
「わかる。」

🐶犬
(血統書をくわえてうなずく)


その日。

家族会議が開かれた。

議題。

🏆『第1回 さりげない自慢選手権』


エントリーNo.1 父

近所の人に話しかける。

👨‍💼
「いやぁ、困ったなぁ。」

👨近所
「どうしました?」

👨‍💼
「時計が増えすぎて保管場所がなくて。」

👨近所
「そうですか。」

終了。


エントリーNo.2 母

スーパーにて。

👩
「あらやだ。」

👩友人
「どうしたの?」

👩
「海外で買ったバッグばかりで
今日どれ使うか迷っちゃって。」

👩友人
「そう。」

終了。


エントリーNo.3 長男

ジム。

👦
「最近まったく筋トレしてないんですよ。」

トレーナーが驚く。

👨
「どれくらい?」

👦
「昨日と一昨日だけです。」

終了。


エントリーNo.4 長女

SNS投稿。

📱

『最近SNS疲れたので少し離れます。』

#旅行中
#ビジネスクラス
#ドバイ
#夜景


投稿5分後

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長女
「少ない!」


夜。

審査結果発表。

🥇優勝

まさかの犬。


犬の散歩中。

近所のおばあちゃん。

👵
「かわいいワンちゃんね。」

すると犬。

さりげなく血統書を落とす。

👵
「なにこれ。」

🐶
(計算通り)



「負けた・・・。」


「完敗ね・・・。」

長女
「天然は強い・・・。」

長男
「プロだ・・・。」


その頃、隣の普通の一家。

👨
「隣の人たち、楽しそうだね。」

👩
「何してるのか全然わからないけどね。」

つづく