森 海渡&麻利沙
👑Kaito王子とMarisa姫 王室な日々👑
第9話 異国からの使者
王宮の謁見の間。
鮮やかな衣装をまとった異国の使者たちが入場。
独特の言葉や仕草に、貴族たちがざわついている。
KaitoとMarisaは緊張しながら見守る。
使者の代表:「偉大なる王国に挨拶を申し上げる。我らの風習をお受け入れいただけることを願う。」
Kaito:(髪をかき上げながら小声で)
「……何を言ってるんだ? 文化がまるで違う。どう答えればいいんだ…。」
Marisa:(髪を整え、微笑を保ちながら小声で)
「私も分からない…。失礼にならないようにしないと…。」
使者が奇妙な礼をする。
KaitoとMarisaは貴族とともに慌てて真似をするが、ぎこちない。
使者の代表:(眉をひそめつつも微笑む)「……なるほど。我らの文化を学ぶ姿勢は見えた。」
(その場はなんとか収まるが、二人は汗をかいて立ち尽くす。)
謁見後、回廊にて。
Kaito:「くそ…緊張で頭が真っ白だった。堂々とした態度なんてできなかった。」
Marisa:「私も。文化の違いを理解する自信なんて全然なかったわ。」
そこへ宮廷医師が登場。
宮廷医師:「お二人、自信のなさと不安で押しつぶされそうでしたね。
そんな時に役立つレメディーがあります。」
Kaito:「またレメディーか。今度は?」
宮廷医師:「**Lycopodium(ライコポディウム)**です。
自信を持てずに萎縮するとき、人前で堂々とできないときに助けてくれるレメディーです。」
Marisa:(服用して深呼吸)「……不思議。胸の奥が少し温かくなって、姿勢が伸びる気がする。」
Kaito:(レメディーを飲んで口元に笑み)「俺もだ。次は臆せず、しっかり異国の人と向き合える気がする。」
異国の使者との出会いで試されたKaitoとMarisa。
レメディーは彼らに自信を与え、新しい文化を受け入れる勇気を育てていった。
この回のレメディー:Lycopodium(ライコポディウム)
自信のなさ、臆病さ、人前で堂々とできないときに。内なる強さと自信を育てる。