これらは、占星術チャート上で、ある特定の数字による円の分割によって定義される、点と物体の間の関係性である。
数字の2で分けられたアスペクトは、オポジション、スクエア、セミスクエア、そしてセキスコードレイトである。これらは、「ハード」あるいは「困難な」アスペクトとして知られており、エネルギーの不調和や、能力を試されるような状況をつくり出す。
3つに分割したものが、トラインとセクスタイルである。これらは「ソフト」と「マイナー」に分けられている。メジャー・アスペクトは、コンジャンクション、オポジション、トライン、スクエア、セクスタイルである。
その他は、マイナー・アスペクトとみなされている。この頁では、すべてのアスペクトについて述べることを意図してはいない。
それぞれの惑星は、太陽を軌道周回しながら、さまざまな点において、他の惑星とアスペクトを形成しては解消することを繰り返している。そのアスペクトが正確である瞬間は一瞬だが、それは、ある領域内または角度の範囲内で、その正確なアスペクトに至り、去る。
コンジャンクション
これは、0度のスぺクトで、惑星が重なりあっている(あるいは互いに8度以内である)。それは、2つ、あるいは、かかわりのあるそれ以上の力の統合を示し、主導権をとること、新しい始まり、そして行動の力強さを促すためにともに働く。
オポジション
これらは、180度のアスペクトで、両極性と、関与する惑星の分離を示す。これが、私たちと彼ら、上下、内と外、男性と女性をはじめとする、二元性をもたらす。和解と均衡を求めて相反する要素を通じ、成長する大きな機会がある。
トライン
これは、120度のアスペクトで、父・母・子のような、三位一体のエネルギーに関係がある。活力、喜び、そしてエネルギーの健全な流れをもたらす。このアスペクトにかかわるのあるチャート内のエレメントは、調和と喜びにあふれた意欲にかかわりがある。
スクエア
これは、90度のアスペクトで、物体の交差と物資の発現に関係がある。それは、挑戦、自らの衝動を自由に扱う必要性、障害や詰まりを乗り越えるために、個人の意志を強化する必要性をもたらす。
セクスタイル
これは、60度のアスペクトで、創造的な生命のリズムに関係がある。かかわりのあるエレメント間に、調和した、生産的なエネルギーの流れがある。