今年から本格的に経営のほうに戻ることになりました。
同じ仕事を10年も続けていると、なにかとスコトーマ(盲点)が多くなり、
出来ているという自信めいたものがついてしまい、しかも夫婦で経営するとなると視野が狭くなります。
私なんか20代の頃にはもう一人でエステサロンをしていたので、つい偉そうになってしまいます。
(森君と一緒にやることになったのは、ここ数年のことです)
美容や健康とはちがう他の業界で修行をしたくて、ある服飾の会社に入れていただいてました。
本業があることは最初に言っておいたので、Wワークでしたが、新鮮な一年でした。
休みなしは当たり前が慣れているので、体力的にしんどいと感じませんでした。
給料をもらいながら一日中歩ける!筋肉鍛えられる!くらいの感覚でした。
売る技術や似合うものを見る(パーソナルカラーとイメージ)自分の技術にもなり、
売り上げを上げる貢献もできて、楽しく仕事&勉強させていただきました。
(好きなことを仕事にするので、そういう意味ではスコトーマが外れませんが、
ストレスはあまり感じないです。ストレス発散は好きな仕事をするのが一番です。)
その仕事を辞めるとき、菓子折りを持っていきました。
最初に入るときにも持っていきました。
職場なので、人間関係もすべてわだかまりなくとはいきませんが、
仕事を教えていただいたこと、あのとき迷惑かけたなとか、
他の人の仕事の仕方を見ることが出来たとか、
お世話になったという感謝の気持ちがあるからです。
仲間として働かせていただいたことに感謝です。
嫌いな人が一人でも居るとその職場にはもう行かないという性格で、
よく続いたと森君にはびっくりされましたが、場所が百貨店で
それなりの人材という環境がとても好きで行っていました。
これは、稼いでいる母が日頃から言っていることです。
多いときは父より給料があったほどです。
どっちでもいいことなら・・・稼いでいる人の言うことを聞きます。
「職場に10分前に行くのは当たりまえのことだけど、当たり前すぎる。お母さんなら20分前に行く」
確かに、仕事の出来ない人に限ってぎりぎり来ようとする傾向があるでしょう。
何事にも遅いというわけで。
「もらってばかりはみじめでしょう。いい歳して何もお返しする力がないのは大人として・・・」
こんなお説教をされます。
営業という人にもまれる仕事をして稼いでいる母の言葉や、
お世話好きな森君の言葉、言葉で私は育てられていると思います。
私の知り合いの奈良の坊主の言葉です。
「叱るという字があります。七回口で言われて、人は人になるのです。」
もう大人になったから、誰も何も言わないでよ、とブスーっとした顔をしていては
人間的な成長がありませんね。いわゆる 子供⇒そのままおばさん化する方向です。
いくつになっても言ってくれる人がいるから、成長の余地があります。
どうでもいい人には言ってあげたくないし、コミュニケーションも途絶えてしまいます。
「言っても理解できないだろうし、逆切れされたら面倒」
「嫌いだから教えてあげて素敵になってほしくない」
まあ、こんなところでしょうか。
ホメオパシーの由井先生も、こう仰います。
「山にこもっても修行にはならない。人は人にもまれて気づきが起こる」
何か言われたり、出来事があってひっかかるのは自分の反応です。
カーッとする性格なら、すばやく反応を起こします。淋病マヤズムですね。
喧嘩っ早い、物欲・肉欲いっぱい、偉そう、バブルっぽい。
反応があとでじわじわ来る性格なら、ガンマヤズムかも。
おとなしい、表面的にいい人、調和を乱したくない。
自分の中のこだわりのパターンを解放していくのに、ホメオパシーは役立ちます。