『世界の工場』になる理由(後半) | なるほど!ザ・中国人

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中国人の目線から見た日本や中国を考えるブログ。
常識や生活習慣、気持ちや考え方など、日本人と中国人との相互理解が深まり、
交流がもっと活発になることを期待しながら書いてます。

<前半からの続きです>


だから、注文を取りたいなら、
自信満々の態度で、
安心してもらえるように努めるのは、

中国人商人の行動として、当たり前の話です。


世界共通、中国工場に来る客の一番のニーズ『安さ』は
満たしている訳ですから。


『品質』も大切なニーズなのであれば、
最初から中国に来るなって話です。


両方叶えて欲しい、と簡単に頼んだ日本人客は、
中国人を魔法使いと勘違いしていたのです。

または、日本人もしくは発注者の命令なんだから、

何でも言うことを聞いて当然という勘違いです。

それでも、低賃金で高品質を求めて来た
日本企業からは、受け入れる代わりに、中国は技術力を
もらったのです。



そして、もしも中国商人がお客さんに
「自信ないけどやってみます」なんて日本流の答え方を
していたら、いくら値段が安くても、
中国が『世界の工場』となることは出来なかったでしょう。



また当時、発注する工場を探しに行っても、
発注金額が小さく儲けが少ない場合は
「うちでは出来ない!日本人とドイツ人の仕事は
 細かいことを言うから、誰もやりたくないんだ。」と
簡単に突き放されることも、多々ありました。


「他に行っても絶対引き受けないから、うちに対する
 発注予算を上げるしか方法がないよ!」
という駆け引きも、含まれてはいます。


突き放されると
『そんなこと言わないで何とかして欲しい』と思う
のも、人間の本能的欲求ですよね!


仮に、その日本人客があっさり帰ってしまっても、
世界中から、次々に客がやってきます。


それも、10年前には何も買えなかったような
世界の発展途上国の人口が、
今や巨大マーケットとなり
『品質よりも安さ』というニーズを満たしてくれる
中国に、感謝しながら押し掛けています。



どう思われますか?
中国人商人の考え方や、今の現状。


今までは、日本が顧客を握り、中国に仕事を与える

立場でしたから、『まったく中国人は!』って怒っていれば
それで良かったかも知れません。


しかし今後は、顧客を握り、その気になれば日本並みの

品質を作れるようになってきた中国人商人、

かつ、巨額のキャッシュを持った中国を相手に、

競争しなければなりません。


その一例が、昨日の春秋航空の話だと思っています。



日本人は、少なくとも今後70~80年間は
労働人口が減り続けることが確定しています。


これからの世代の日本人は、
単に先進国面をして、怒っていればいい時代が
とっくに終わっていることぐらい、
小学生でも分かるような気がしませんか?


そして今、
中国を始めとして、世界中の国々から、
『ひょっとしたら日本人って、小学生よりも

 頭が悪くなっちゃったんじゃ・・?』なんて、

ささやきが聞こえてくるような気すらします。


ガンバレ日本!

がんばれ俺!

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